こんな講座ありました（おやこでチャレンジ（おもしろ実験））

「おやこチャレンジ」は、親子でさまざまな体験にチャレンジすることを通して、親子・参加者同士の交流を図ることを目的に開催しています。

今回は、奈良工業高等専門学校教授の三木功次郎さんと生徒の皆さんを先生に迎え、実験を通して科学のおもしろさに触れる、ワクワク・ドキドキの「おもしろ実験」を行いました。

どんな実験が飛び出すのでしょうか。

先ずは、水と白い粉が入ったプラスチックコップとスプーンが渡されました。

先生から「コップの中の水と粉をかき混ぜてください」との指示です。

みんな、ソーっとかき混ぜ始めました。

時々手を止めてはコップの中を覗き込みます。

「コップの中はどうなっていくんだろう？」

子どもたち

「あっ！おむつ！！」

先生

「正解！みなさんも小さい時にお世話になっていたんですよ。」

意外な答えに驚きながら、おむつを使っていたころのことを思い出していたようです。

次の実験は、外に出て行いました。

「クシャッ」

空き缶は一瞬でつぶれてしまいました。

さて、さりげなく横に置いてある大きな一斗缶。

まさかこれも？

さて、それでは一斗缶つぶしにチャレンジします。

先ほどの空き缶のようにうまく潰すことができるのでしょうか。

大成功です。

拍手が起こりました。

次の実験は、また部屋に戻って行いました。

先生から「水力発電も、火力発電も、原子力発電も、プロペラを回して発電しているんですよ」との説明がありました。

子どもたちは早速、順番にプレートに手を乗せてプロペラを回してみました。

どうやらプロペラを回す力（＝発電量）は、それぞれの体温で変わるようで、子どもによってプロペラの回る速さが違います。

おでこを乗せている子がいました。

これが意外に一番よく回っていました。

続いて「水のみ鳥」のおもちゃを観察しました。

ゆーっくりと首を下げて、コップの水に口が触れると、頭が元にもどります。

単調な同じ動きのくりかえしなのですが、催眠術にかかったように何となく見とれてしまいます。

見ているだけで、ほっこりと幸せな気持ちになっていたのは私だけではなかったようです。

ちょっとした休憩になりました。

いよいよ最後の実験「コップでキーホルダーを作ろう」です。

世界にひとつだけのキーホルダーの完成をめざしてチャレンジです。

皆さん完成をイメージして絵や文字を描いたりしていましたが、なかなかイメージ通りにいかなかったようです。

それでも、世界にひとつだけのキーホルダーが完成しました。

大切に使ってくださいね。

• 2回目だけど楽しかった。
• いろんなことがわかった。

• 子どもも楽しんでいたし、親の私も楽しかったです。ありがとうございました。
• とても楽しく参加させていただきました。
• いつもありがとうございます。

ワクワク・ドキドキしながら、親子で実験を楽しんでいただけたようです。

先生から、実験の世界と生活の世界とをつなぐお話をいただいて、参加した子どもたちも、より楽しむことができたのではないでしょうか。

アンケートを早く書き終えたお父さんが、「手回し発電機を貸してください」と来られ、その仕組みを再度お子さんに説明している様子もありました。

「コップでキーホルダーを作ろう」は、火災の危険が伴う実験です。

安全にもいろいろ配慮いただきました。

先生も、特別な機械を使って温度を調節されていましたし、持ち帰りの袋にも「家ではしないでください」と書いたメッセージカードが入っていました。

簡単にできそうな実験でも、準備や注意が不十分だと事故につながる心配があります。

今回同様に、子どもたちには楽しさと同時に危険性も伝えていきたいと思いました。

また、毎年参加している方もあるので、新しい実験もできるように先生と相談していきたいと思います。