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あしあと

    こんな講座ありました(まるまる一日デイキャンプin田原~都祁・柳生・月ヶ瀬・興東・田原公民館共催事業~)

    • 更新日:2015年10月11日
    • ID:6206

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    まるまる一日デイキャンプin田原<都祁・柳生・月ヶ瀬・興東・田原公民館:2015年8月6日(木)>

    この講座は、奈良市東部地域の恵まれた自然環境の中で、さまざまな野外活動の体験を通して東部5地区(都祁・柳生・月ヶ瀬・興東・田原)の子どもたちの交流をはかり、自主性や社会性を身につけることを目的に開催しました。

    今年度で4回目になります。

    前回までの3回は各地区にある野外活動センターで実施しましたが、田原では公民館をベースに実施することになりました。

    快晴の公民館

    ずっと心配していた天気は良好。
    絶好のキャンプ日和になりました。
    今日も暑くなりそうです。

    入所式とクラフト

    入所式の様子

    地区ごとに集合場所の駐車場を決めて、ぞくぞくと子どもたちが集まってきました。


    統括リーダー2人、キャンプリーダー8人、田原やま里博物館より3人、地域おこし協力隊4人、公民館職員11人、そして主役の子どもたち76人が一堂に会し、キャンプが始まりました。

    スタッフ紹介の様子

    開講の挨拶と、今日のプログラム紹介。
    スタッフの紹介と続きます。

    やま里博物館のみなさん

    地元田原やま里博物館の皆さんも応援に駆けつけてくださいました。

    自己紹介タイム

    今回が4回目の参加の子どもたちもいれば、初めて参加する子どもたちもいます。
    まずは8班に分かれて、はじめましてのご挨拶。
    自己紹介カードで名前を覚えてくださいね。

    竹のクラフト 器づくり

    午前のプログラムは、田原の竹を使ってそうめんの器を作ります。
    のこぎりを初めて持った子もいます。
    まっすぐに切れるように力を使います。
    竹を回しながら、ささくれがでないように作業を進めます。

    竹のクラフト 箸つくり

    竹を切っていない子は、箸を作ります。
    切ったばかりの角ばった竹ひごを、紙やすりで一生懸命磨きます。
    口に入れても大丈夫なように真剣に。

    出来上がった器

    そうして、出来上がったのがこれ。
    ちょうどお腹も空いてきましたが、これを使って食事をするのは夜までお預けです。

    怪しい空

    出来上がったと同時に、空が暗くなってきました。
    一瞬光って、瞬きしたら、ゴロゴロとお腹に響くような音。
    ザッと雨が降ってきました。

    白砂川へ水遊び

    川遊び

    持ってきたお弁当を食べながら雨がやむのを待っていると、空にみんなの思いが届いたのか昼からまた快晴になりました。
    水着に着替えて水鉄砲を手に横田町の白砂川へ向かいます。

    つめたい水遊び

    地元の方の協力や職員の事前の草刈りで、すっかり川はきれいになっています。

    川の水を頭から受けた子どもたち。
    冷たくて気持ちいい!

    綿菓子タイム

    川遊びに疲れて公民館に帰ってくると、綿菓子のお出迎え。
    疲れた時には甘いものが欲しくなります。

    調理と流しそうめん

    竹を組みます

    高学年の男の子を中心に竹を運んで、流しそうめんの形に組んでいきます。
    高低差がつくように、調整をしていきます。

    調理の様子

    実習室では、豚汁作りが始まりました。
    具だくさんのお味噌汁。
    煮えにくいものから切って、お鍋に入れていきます。

    おにぎりつくり

    講義室では、2~3年生を中心におにぎりをにぎります。
    ラップを使って丁寧に。
    ふりかけをふっておいしく仕上げます。

    流しそうめんの様子

    さあ、大変だった準備を終えて流しそうめんが始まりました。

    偶数班と奇数班に分かれて交代でいただきます。

    そうめん以外にキュウリや巨峰、みかんやパイナップルも流れます。

    ハイテンションコール

    夕食を終えて、みんな和気あいあいとしてきました。
    すっかり仲良くなった子どもたち。
    みんなで夜のプログラムに備えて「ハイテンションコール!」
    気持ちが高まってきました。

    きもだめしと盆燈会

    ここからは夜のプログラム。

    子どもたちは怖い話と面白い話を選んで、2つの部屋で楽しみます。

    さあ、まずは和田町のお宮さんまで、きもだめし。

    班に1つだけのライトを持って、お札を取りに行きます。

     

    盆燈会の準備

    流しそうめんで使った竹の器を洗って、夜の盆燈会に備えます。
    LEDのライトをオンにして、班の番号に並べていきます。

    お宮さんにて

    お宮さんの境内には、仕掛けのあるお札があります。
    怖い話を聞いた子はちょっとドキドキしています。

    盆燈会

    いよいよクライマックス。
    盆燈会が始まりました。
    赤・青・緑と、順番に色が変わっていくライト。
    ロウソクとはまた違う輝きがあります。

    剣の舞

    最後にキャンプリーダーの「もってぃ」から、ファイヤーパフォーマンスのプレゼント。
    本物の炎が燃え盛る剣の舞いです。
    子どもたちからは大きな拍手がわきました。

    退所式

    退所式

    楽しかった1日も退所式で終わりを迎えます。
    大きな事故やけがもなく、今日を過ごせたことに感謝して、たくさんの仲間とのお別れの時です。

    最後のコール

    終わりの挨拶のあと名残惜しい子どもたちの最後の「ハイテンションコール!」
    はじめは恥ずかしがっていた子たちも最後は全員参加でひとつになれた瞬間でした。

    参加者の声

    • 朝から雨が降ってきてどうなるかと思ったけど昼から止んでよかったです。
    • きもだめしがたのしかった。
    • 友達がたくさんできて楽しかった。
    • もう一度きたいです。
    • 先生のこわい話がとってもこわくてドキドキしました!
    • 来年もきたいです。
    • あまりやらないことができて楽しかったです。できなかったこともできるようになりました。
    • わたがしとそうめんと白砂川であそんだりして楽しかったです。
    • 盛りだくさんな内容でよかったです。

    など

    講座を終えて

    初めて公民館を会場に実施した今回のキャンプ。

    すべて1からの準備になりましたが、たくさんのスタッフ・協力者の手によって進めることができました。

    特に竹の準備にあたってくださった地元やま里博物館の館長さんたち、子どもたちが安全に川に入れるように整備や草刈りをしてくださったボランティアの方、本当にたくさんのバックアップがあって成功に導けたことを強く感じた事業でした。

    後日、地元の方に「家の前が子どもの声でにぎやかだった」「子どもが減った今、こんな笑い声を久しぶりに聞いた」と伺いました。

    奈良市東部のピュアで元気な子どもたちの声が響いたこのデイキャンプ。

    夏休みの最高の思い出になったと思います。

    さあ来年は柳生の年。

    またあの笑顔に会えるのを楽しみにしています。