こんな講座ありました(友好都市45周年 西安を知ろう!)
[2020年6月3日]
ID:10581
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[2020年6月3日]
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奈良市はパリ・西安・キャンベラなど、国内外5つの都市と友好都市となっています。
みなさんは友好都市のことをどれくらい知っていますか?
西安鐘楼は、中国陝西省西安市にあります。
1384年に建てられ、西安市のシンボルとなっています。
奈良市が西安市と友好都市提携を結んで45周年。
かつて長安と呼ばれていた西安は、平城京のモデルとなった都市・シルクロード東の起点・・・と、唐の時代より深い縁で奈良とつながっています。
しかし、西安市がどんな地域なのか、どのような文化を持っているのか、知らないこともたくさんあります。
この講座は、古の都・西安のもつ魅力や現在を知ることを目的に開催。
西安から奈良に来られて8年の杜涔(と しん)さんを講師にお迎えし、2回講座で西安をご紹介いただきました。
西安市の歴史的建造物・伝統行事の紹介や、日常生活(交通や食べ物)の映像に、伝統を守りながらいきいきと暮らす市民の様子や街の息吹が感じられ、西安出身の方ならではのお話を伺うことができました。
民族衣装試着のコーナーでは、チャイナ服や帽子を着て写真を撮ったり、講師と歓談したりしました。
西安市の代表的な家庭料理・水餃子を教えていただきました。
冷蔵庫にある野菜とひき肉、小麦粉だけで作れる本格的な中国の家庭料理です。
中国では焼き餃子よりも水餃子!だそうです。
片手で生地をつまみ、麺棒の重みで伸ばしながら円形を作ります。
絶妙の厚みに仕上げるというのが難しく、講師に教わりながら参加者同士で楽しく調理しました。
みんなで仕上げた水餃子は何とも言えない美味しさで、歓談もはずみました。
この講座は、奈良市観光戦略課の協力のもと、2019年度から始まった講座です。
杜涔さんに提供いただき、中部公民館の2階ロビーで、約1か月半にわたり写真の展示も行いました。
「鐘楼」「西安鼓楼」「大唐芙蓉園」・・・などの美しい歴史的建造物や、伝統行事・市民生活の様子を映した写真の数々は、ガイドブックで見ることのできない貴重なものばかりで、来館者のみなさんも見入っていました。
講座と写真展を同時期に開催することによって、多くの方に西安市を知っていただくいい機会となりました。
講座「友好姉妹都市を知ろう!」は好評につき、2020年度も開催を予定しておりますので、ご期待ください。