こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・柳生-竹かごづくり-)
- 更新日:2015年4月16日
- ID:5599
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
プチ田舎暮らし・柳生-竹かごづくり-<柳生公民館:2014年11月21日(金)>
奈良市東部地区において地域の自然・歴史・風習・食・技などに触れて田舎の暮らしを知り、農作業などの体験をすることにより、生きがいを感じ、就農へのきっかけづくりとなることを目的として、アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」を開催しました。
今回は、竹かごを作りました。
講座の様子
今回は、地元の福西 明雄さんにお越しいただき、竹かごの作り方を教えていただきました。
福西さんが、竹かごづくりを始められたきっかけは、子どもの頃、お父さんが竹細工をされていたのを見ておられたからだそうです。
福西さんが、あらかじめ竹を割り、編みやすい幅の竹ひごを作って来てくださいました。
参加者の中には、この竹ひごを実際に作ってみたかった!という方もいらっしゃいましたが・・・この作業、実際やってみるとなかなか難しく、竹を割ることが出来ても薄く裂いていくことが難しく、時間がかかってしまうとのこと。
途中で、分厚くなったり薄くなって、プツンと切れてしまったり、竹かごづくりに使えるような竹ひごを上手に作るのは難しいらしいです。
この竹ひごの材料になる竹は、真竹。
なぜ真竹が良いかというと、節と節の間が広く、孟宗竹のように厚みが無く薄いので、割りやすく加工しやすいからだそうですよ。
では、いよいよ制作開始です。
まずは、底の中心になる部分を皮のついた竹ひごで井桁にそろえて、編んでいきます。
底の部分が編めたら、今度は竹ひごと竹ひごの前後左右の間隔をそろえて、幅が偏らないように気を付けながら編みます。
側面を編み上げているところです。
ここ「も」手間がかかるところだそうです。
福西さんの説明と手順を熱心に見聞きする参加者の皆さん。
中には、スマートフォンで撮影されている方も・・・。
便利な世の中になったものですね。
この竹かごの底の部分のカドを編むのがとっても難しく、参加者の皆さん四苦八苦されていました。
皆さん、目を凝らして一生懸命です!
なんとか4か所のカドを編み、側面が編めたら、外縁枠の竹の輪を入れます。
高さを測って印を付けて・・・ここで余分な竹を切り落とします。
内縁枠を入れ込み、針金で止めていきます。
ここまで出来てきたら、竹かごっぽい姿に!!
参加者の皆さんの顔にも安心の笑顔が!
持ち手の竹を取り付けて固定しました。
底に、安定が良くなるように竹を1~2本入れると、いよいよ完成です。
出来ました!!
作品を持って「ハイ、ポーズ!」
皆さん出来上がった喜びに話が弾みます。
これが出来上がった「竹かご」。
皆さんの汗と涙の結晶。(少し大げさかな?)
参加者の声
- 完成してうれしかった。
- いいかごが出来、うれしいです。
- 自分で作ったかごが出来て、満足。
- 学びたかった事を学べた。
お問合せ
柳生公民館
住所: 〒630-1237 奈良市柳生町340番地
電話: 0742-94-0504
ファックス: 0742-94-0504
電話番号のかけ間違いにご注意ください!