こんな講座ありました(柳生の歴史を学ぶ~史跡めぐり~)
- 更新日:2015年2月26日
- ID:5622
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柳生の歴史を学ぶ~史跡めぐり~<2014年10月30日(木)>
多くの剣豪を生み出した柳生の里には、柳生家一族ゆかりの史跡が数多く点在しています。
この講座は、柳生の史跡を巡りながら歴史を学び、それとともに、柳生の里の良さも知ってもらうことを目的に開催しました。
講座の様子
昨年度に引き続き、2回目になる今回は、摩利支天山、旧小山田邸、柳の森、もみじ橋、十兵衛杉、阿対地蔵、剣塚(古城山)を、郷土史研究家の岡田 洋さんのガイドで巡りました。
「奈良市東部 地域おこし協力隊」の皆さんも参加してくださいました。
柳生公民館を出発し、八坂神社の右にある摩利支天山に登りました。
摩利支天山は、柳生十兵衛の弟の宗冬が、守り神である摩利支天を祀ったとされています。
また、この神を念ずると一切の厄難を脱することができると伝えられ、勝利の神としても武人に敬われてきたそうです。
摩利支天山を経て、柳生藩家老屋敷の下で説明を聞く参加者の皆さん。
今回は、残念ながらこの中には入らないので、外からだけの説明でした。
この後、柳生という地名の発祥ではないかという謂れのある柳の森や、秋には紅葉が美しいもみじ橋に行きました。
穏やかなお天気のもと歩いていくと、左手には、中宮寺の共同墓地の上にある十兵衛杉が見えてきます。
もともとここは、柳生家の墓があったとされているところです。
十兵衛杉は、柳生十兵衛が父宗矩の命を受け、諸国漫遊の旅に出るときに記念に植えたとされています。
残念ながら2度の落雷にあい枯れてしまっています。
今は、2代目が育っています。
そして、阿対地蔵へ・・・。
阿対地蔵から剣塚へと向かう柳生沿線探勝路を登っていくと、笠置・南山城方面の連なる山々が望める絶景ポインがありました。
しんどかった気分が一瞬のうちに消え、清々しい気持ちに・・・!!
そして、今度は下り道です。
滑らないように、前の人との間隔を十分開けて慎重に進みました。
終点の剣塚では、東屋でしばらく休憩。
柳生の歴史に思いを馳せながら、疲れを癒しました。
剣塚は、古城山と言われるように昔は古城があった場所です。
植林のヒノキが大きくなって柳生の景色が見渡せなかったのが残念、と言う参加者の方の声がありました。
参加者の声
- 運動になりました。
- 秋のハイキングを兼ねて良かったです。
- 年2回ぐらいは実施して良い。
- 剣塚のながめが良ければすてきですね。
お問合せ
柳生公民館
住所: 〒630-1237 奈良市柳生町340番地
電話: 0742-94-0504
ファックス: 0742-94-0504
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