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あしあと

    こんな講座ありました(つげ女性セミナー(紅花染め))

    • 更新日:2016年2月12日
    • ID:6432

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    つげ女性セミナー(紅花染め)<都祁公民館:2015年12月5日(土)>

    この講座は、女性が自分自身を見つけ、自分らしく生きることに寄与し、地域の仲間づくりによる女性の力での地域活性化を図ることを目的として開催しました。

    今回は、烏梅100%の「紅花染め」です。

    講座の様子

    紅花の写真です。
    紅花といえば山形県が有名ですが、月ヶ瀬の隣の伊賀市でも栽培されています。

    講師にお迎えしたのは、月ヶ瀬で紅花染めや郷土を研究されている染色愛好家の辰巳洋子さんです。

    紅花の花びらをもみ殻でいぶして乾燥させます。
    ここから、紅花の赤い色素を抽出します。

    紅花の色素の抽出の時に使うわら灰です。

    完熟して落ちた梅の実に煤をまぶし、煙で燻し乾燥させます。
    この時に使う梅の実が、月ヶ瀬産の「烏梅」です。
    烏(からす)の梅と書いて「烏梅(うばい)」と読みます。


    この「烏梅」、全国で月ヶ瀬でしか生産されていません!
    とても貴重なものだそうです。

    紅花から、赤色の色素を抽出していきます
    わら灰を熱湯につけてできた液体に紅花を入れて、手でもみます。

    赤色の色素がたくさん集まりました。
    赤というより茶色に見えますが、どうなるのでしょうか?

    お湯の中に染める布をつけます。

    抽出した紅花の色素に布を入れます。
    よくかき混ぜ、色素を定着させます。

    烏梅から布を取り出すと、鮮やかな色合いに染まりました。

    最後に水で洗います。
    これで出来上がりです。
    しぼらず自然に乾燥させます。

    本日の出来上がり作品です。
    紅花は、アルカリ性(石鹸など)や日光・高温に弱いので、水で手洗いしてから、しぼらないで陰干をし、当て布をして低温アイロンをかけて仕上げるそうです。

    講座を終えて

    • 烏梅を使っての染色、興味深く体験させていただきありがとうございました。
    • 初めての体験で楽しかったです。
    • 完成までは複雑な手順でしたが、出来上がりは素晴らしく感激しました。
    • とても良い経験をさせていただき感激です。また、ぜひ参加させてください。
    • 下準備をしていただき、お手数をおかけしました。話しながら素敵な染物ありがとうございました。
    • 烏梅の存在は知っていましたが、紅花の染色に使われていることを初めて知りました。
    • 大変、感激、満足でした。ありがとうございました。
    • 楽しいひと時をありがとうございました。
    • 初めての参加でしたが、楽しかったです。
    • とても楽しくあっという間に時間が過ぎました。作品のできも素晴らしく、うれしく思いました。