館長が語る(月ヶ瀬公民館)
- 更新日:2020年7月7日
- ID:10645
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月ヶ瀬公民館館長 藤田 美佳(ふじた みか)
月ヶ瀬公民館に館長として着任してから3年目を迎ました。
そして、月ヶ瀬に移住してからまもなく1年半になります。
館長として、地域住民として、名実ともに月ヶ瀬ライフを満喫しているわたしから、月ヶ瀬の魅力をお伝えします。
昨年、一昨年の「館長が語る」において、月ヶ瀬の地理的な特徴や特産品、月ヶ瀬公民館の施設と事業について紹介しました。
今年度も変わらぬ点については、前年度までの情報を参照していただくことにして、今年は、次の3点について語ります。
- 月ヶ瀬公民館自主グループ「月ヶ瀬写真部」の一員でもあるわたしが撮影した月ヶ瀬の風景写真「わたしの好きな月ヶ瀬」
- 図書室(月ヶ瀬図書)
- 東部5館連携事業「プチ田舎暮らし」
1.わたしの好きな月ヶ瀬
大和茶の産地として県内随一の生産量を誇る月ヶ瀬。
4~5月は青葉が鮮やかな茶畑が広がり、すがすがしい気持ちになります。
茶畑から八幡橋までは、わたしのウォーキング・コースです。
茶畑から吊り橋の八幡橋を眺め見る。
(4月末撮影)
朝の冷え込みの中、広がる雲海と昇る朝陽を待つひとときは、静けさの中の贅沢な時間です。
(12月撮影)
広がる雲海と霜が降りた茶畑。
冬ならではの景色です。
(12月撮影)
2.図書室(月ヶ瀬図書)
当館には、一般書約6,500冊、児童書約4,300冊の蔵書がある図書室があります。
休館日を除き、9時~17時まで開室しており、地区内の児童・生徒、成人の方々が利用しています。
2019年度からは、月に1度、奈良市立図書館の移動図書館がやってきます。
大人も子どもも楽しみにしている時間です。
小さなお子さんを連れて利用される方も多いため、大きなクッションスペースを設けたり、四季の「おはなしの会」での読み聞かせなどの講座を開講したりしています。
週末には自宅以外の場で勉学に集中したい中高生がやってきます。
学校の課題に関わる図書の選択や、レポート作成のアドバイスなどもしています。
少しでも多くの方が心地よく過ごせるよう、地域の方々の声に耳を傾けながら、より充実した取り組みをしていきたいと考えています。
4月10日からの臨時閉館中に蔵書の整理を行い、利用しやすいように工夫しました。
今年度から、職員による「月ヶ瀬公民館だより(別ウインドウで開く)」での新刊紹介をスタートさせたところ、貸出が増加してきているので、これからも情報発信や利用者との対話を大切にしていきたいと考えています。
絵本が豊富にあるのが特徴です。
乳幼児~児童と保護者向けの「おはなし会」
3.プチ田舎暮らし
奈良市東部に位置する田原公民館・柳生公民館・興東公民館・都祁公民館・月ヶ瀬公民館の5公民館による「プチ田舎暮らし」では、自然豊かな東部地域ならではの魅力的な講座を企画しています。
昨年のプチ田舎暮らしの様子はこちら↓
こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・月ヶ瀬―吊るし柿作り―)
こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・月ヶ瀬 ―茶摘みと手作り茶体験―)
「プチ田舎暮らし」を通じて
「プチ田舎暮らし」を、受講者の側から意味づけた体験型の学習の機会とすることにとどまらず、地域の方に活躍していただく場であることも積極的に伝えていきたいと考えています。
講師を務めていただくことはもちろん、講師以外にも、材料の調達に協力してくださる方々との関わりなども生まれます。
この事業を、地域の方々が公民館事業と密接に関わっていく機会として位置付けながら、取り組んでいきたいと思っています。
なお、後期は、月ヶ瀬名産の大和茶での「闘茶会」や、現代的な住まいにもマッチする「しめ縄モダンスタイル」、捨てられてしまいがちなゆず(柚子)の種を活用した「ゆずのスキンケア」を予定しています。
これまで以上に多様な世代の方々に来ていただけるよう土曜日の講座を増やしましたので、多くの方の申込をお待ちしています。
「いつでも・どこでも・だれでも」生涯学習の楽しさを!
多様な方々が、公民館に足を運んでくださって「生涯学習の楽しさ」を実感していただけるよう、職員一同、創意工夫を凝らして、みなさまをお迎えしたいと思っています。
昨年に続き、館長:藤田美佳、嘱託職員:上田久仁子、臨時職員:佐々木栄の3人の体制で、みなさまのお越しを、心よりお待ちしております!
お問合せ
月ヶ瀬公民館
住所: 〒630-2302 奈良市月ヶ瀬尾山2815番地
電話: 0743-92-0346
ファックス: 0743-92-0346
電話番号のかけ間違いにご注意ください!