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あしあと

    館長が語る(月ヶ瀬公民館)

    • 更新日:2025年7月9日
    • ID:15317

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    月ヶ瀬公民館 館長 藤田 美佳(ふじた みか)

    月ヶ瀬公民館に再び館長として着任してから2年目を迎えました。

    月ヶ瀬に暮らしながら、地域の魅力を体験的に感じ取り、講座の企画・運営に活かすよう取り組んでいます。


    月ヶ瀬の観光資源である「梅」と「お茶」の魅力を発信しています!

    月ヶ瀬といえば、梅と月ヶ瀬茶(大和茶)で知られている地域です。

    そのため、主催事業では、地域の方々の協力を得ながら、観光資源である梅と月ヶ瀬茶を活かし、月ヶ瀬の魅力を発信する取り組みをしています。

    梅と月ヶ瀬茶にまつわる講座としては、東部5公民館(田原・柳生・興東・都祁・月ヶ瀬)が、各地域の特色を生かして開催している「プチ田舎暮らし(別ウインドウで開く)」講座を通じて、令和6年度は、「梅干し」、「烏梅」、「梅の木の剪定」、烏梅を使った「紅花染」、「月ヶ瀬茶」を行いました。

    ※プチ田舎暮らし・月ヶ瀬は、ほかにも「しめ縄」講座を毎年開催しています。

    月ヶ瀬茶

    極上の煎茶

    プチ田舎暮らし・月ヶ瀬―月ヶ瀬茶―

    月ヶ瀬茶と和菓子

    ティーファームのショップで、海外にも輸出されている月ヶ瀬茶3種と奈良の菓子3種を組み合わせ、味わいました。

    梅:梅干し、烏梅、紅花染、梅の木の剪定、観梅(写真展)

    梅にまつわる講座は、令和6年度は、「梅干し」、「烏梅」、「梅の木の剪定」、「紅花染」 それぞれの体験、自主グループ月ヶ瀬写真部のみなさんが撮影した写真による「月ヶ瀬写真展」、烏梅と染色に関わる講演会「美しい紅色を生み出す月ヶ瀬の烏梅~東大寺修二会に彩りを添える椿の花」を開催しました。

    紅花染講座の参加者

    烏梅を使った紅花染体験
    「こんなに鮮やかに染まりました!」
    前列左:月ヶ瀬公民館長 藤田

    令和7年度の梅・お茶に関わる講座の予定

    【プチ田舎暮らし】

    毎年恒例の「梅干し」(6月18日開催済み)は、定員15人に対して50人もの申込があり、最終的に20人が受講しました。受講を希望される方が多いのですが、時季の企画ゆえに、複数回の開催が困難であるため、申し訳なく思います。

    過去の梅干し講座の受講者から、開催の要望が寄せられていた「赤紫蘇」(6月25日開催済み)を、今年度から開始しました。

    受講者のアンケートは、次の企画につながる貴重な意見を確認する機会でもあります。参加者の方々には、毎回記入の負担をおかけしていますが、しっかりと思いを受け止め、講座の企画・運営に反映させていますので、これからもドシドシお声を寄せていただけたらと思っています。

    そして、今年の「月ヶ瀬茶」(10月15日予定)は茶摘み体験(別ウインドウで開く)です。

    さらに、令和2年度に好評を博した「闘茶」(令和8年3月予定)を観梅シーズンに開催します。

    【学ぶ月ヶ瀬・梅物語】

    月ヶ瀬梅渓保勝会の協力により、これまで人気があった梅の木の剪定や歴史、観梅シーズンの写真講座を統合し、全3回の連続講座で学ぶ企画を今年度から開催します。

    図書室

    当館には、一般書約6,500冊、児童書約4,300冊の蔵書がある図書室があります。

    月ヶ瀬の歴史や文化にまつわる蔵書はもちろん、梅の効能や保存食づくりなどの書籍も多数そろえています。

    今年度は、令和6年度に続き、夜の図書室講座を開催しています。

    成人向けには、月に1度 第1金曜日の夜に「夜の図書室~読むを語る・読むとつながる~(別ウインドウで開く)」を

    児童向けには、夏休み前の修業式の日の夜に怖いお話を読んだり、聴き合ったりする会を予定しています。

    「夜の図書室・ちょっぴり怖い絵本を読もう」(別ウインドウで開く)

    読書会の参加者

    気軽に集え、語れる読書会です。
    4月は、今年度の取組について参加者で話し合いました。
    5月は、生き物をテーマにした本を持ち寄り、
    6月には、ブックカバーとしおりを作りました。
    参加者が講師を務めています。

    しおりとブックカバー

    カレンダーや、しみんだより、新聞、デパートの紙袋や包装紙、美術館企画展のチラシなど参加者それぞれが持ち寄った「紙」を使って、思い思いのブックカバーとチラシを作りました。

    各世代を対象とした講座

    月ヶ瀬公民館では、各世代を対象とした以下の講座を運営しています。


    • いっしょに遊ぼう(別ウインドウで開く):こども園と連携した、未就学児と保護者を対象とした講座
    • おはなし会(別ウインドウで開く):自主グループの協力による読み聞かせの会
    • 茶芽っ子クラブ:児童向けのキッズクラブ
    • 月ヶ瀬女性学級(別ウインドウで開く):月ヶ瀬村婦人部の頃からの歴史と伝統を受け継ぎながら、地区内の女性を対象に、生活に関わるさまざまな学習を通じて、いきいきと暮らすこと、新たな気づきを得ること、参加者相互の親睦を図ることを目的とした会
      令和7年度は、ちょっと異文化体験ドイツ編、フランス編や、トヨタ自動車と名古屋大学が連携して開発したシステムを活用した「ドライビングヘルス」などを予定しています。
    • 梅の里学級(高齢者学級):月ヶ瀬地区内の高齢者が、現代社会に即したさまざまな学習を通じて、教養の向上と、健康で朗らかに暮らすことを目的に開催するもので、年間のテーマは、「楽しく集い 学び ふれあいの輪をひろげよう」
      令和7年度は、講座の開始時5分間 月ヶ瀬駐在所による地域の安全ワンポイントアドバイスの時間を設けています。


    「いつでも・どこでも・だれでも」生涯学習の楽しさを!

    月ヶ瀬公民館では、(1)受講者の方々には月ヶ瀬の魅力に触れていただき、また(2)地域の方々には、講師を務めていただくことで新たな交流や気づきのきっかけとなるよう、講座に参加し関わる人々の生涯学習を充実させていく取り組みを継続していきます。

    世代を超えて、多様な方々が、公民館に足を運んでくださって「生涯学習の楽しさ」を実感していただけるよう、職員一同、創意工夫を凝らして、みなさまをお迎えしたいと思っています。

    月ヶ瀬女性学級 講師 藤田美佳

    令和6年度月ヶ瀬女性学級「ちょっと異文化体験・韓国編」で講師を務めた様子。

    【2025年7月】