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あしあと

    こんな講座ありました(幻のロープウェイの軌跡を追って )

    • 更新日:2021年5月6日
    • ID:11099

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    幻のロープウェイの軌跡を追って<田原公民館:2020年7月1日(水)~8月26日(水)全2回>

    大正時代から終戦直後まで30年以上にわたって、奈良市中心部と大和高原の間を貨物輸送したロープウェイ「奈良安全索道」は、牛車などの輸送に頼っていた時代において大量輸送を可能にした画期的な手段です。

    しかし、道路の整備とトラックなどの台頭により1952(昭和27)年に廃止され、その姿を実際に見た人は高齢化により徐々に減少しています。

    この講座では、その索道の詳細を探り、地域に残る痕跡を追うことで近代史を学び、同時に田原や都祁の産業構造を知ることを目的として開催しました。

    第1回 7月1日(水)

    天満駅周辺

    奈良安全索道「旧天満駅」にて、当時の話を聞きました。

    岡井宅

    当時、安全索道で届いた古い自転車を見せていただきました。

    索道基壇跡

    2020年3月に新たに見つかった支柱の基礎を軸に、田原地域に残る遺構を見学しました。

    第2回 8月26日(水)

    遺構跡

    奈良県天理市山田に残る遺構の見学をしました。

    大和高原民俗博物館にて

    大和高原文化の会の皆さんから、安全索道についての話をお聞きしました。

    大和高原民俗博物館にて

    奈良安全索道の模型図を見せていただきました。

    参加者の声

    • ロープウェイが有った事を知らなかったので良かった。
    • 最近、奈良テレビで尾鷲から上北山村までの索道(19km)が放映されていたので、田原から小倉までの索道と同じだと思った。

    等々のご意見をいただきました。

    講座を終えて

    田原地域に沢山残っている遺構や遺産のひとつが「奈良安全索道」です。

    今回は、新たに見つけた基壇を皆さんに見ていただくことができて良かったです。

    身近にあって気付かなかったものが、本当は凄く大切・貴重なものだったりします。


    これからも、田原公民館では地域の凄いものを発信していきたいと思っています。