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あしあと

    館長が語る(柳生公民館)

    • 更新日:2021年5月26日
    • ID:11311

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    柳生公民館館長 中西 良樹(なかにし よしき)

    はじめまして。

    4月から柳生公民館館長として赴任しました中西良樹です。


    例年ならここで公民館周辺の地理や歴史などの紹介が入るのですが、私の稚拙な文章よりも歴代の「館長が語る」に書かれたものの方が参考になると思います。

    地理的なことや歴史的なことはもちろん、歴代館長の個性光る文章も併せて、ぜひご覧ください。

    柳生公民館 館長が語る


    さて、ここからは私が感じたことを少し書きたいと思います。

    私は公民館で働き始めて20年ですが、市街地の公民館でしか勤務したことがなく、東部地域の公民館に赴任するのは初めてです。

    柳生公民館を訪ねたことは何度かあったのですが、ちゃんと館内を見学したことがなかったので、着任してさっそく館内を探索しました。

    もとは役場だったそうで、建物の構造自体は年代を感じさせるものの、各部屋は掃除が行き届いていて、とても清潔でした。

    個人的には和室の雰囲気がとても好きです。
    畳は焼けていて壁も色あせてはいるのですが、ずらっと賞状が並んだ壁や部屋の匂い。

    窓から見える景色など、なんの変哲もない部屋なのに私の心をとらえて離しません。

    もし柳生公民館に来られることがありましたら、ご案内させていただきたいと思います。

    そして、私たち職員がいる事務室。

    事務室には大きな窓があり、地域の方々や郵便配達の方はここでお話をされたり、用事を済ませられたりします。


    利用者の方々との交流や季節を感じられるこの大きな窓は気に入ったのですが、少し気になるのは隣の公園から事務室をじっと見つめる人影があるのです。

    おわかりいただけただろうか・・・。


    着任した初日は「なぜこっちを見ているのだろう」と気味が悪かったのですが、目を凝らしてみると、その正体は柳生十兵衛の顔出しパネルでした。

    正体はわかったものの、今でも気を抜くと吃驚(びっくり)してしまいます。

    柳生十兵衛推参!


    この他にもいろいろ感じたことはありますが、最終的に思うことは、「公民館」という建物だけでもいろいろなエピソードができたのだから、「地域の方々」とは、この1年でどれだけたくさんのエピソードができるのだろうかということです。

    着任してまだ日が浅く、地域の方々や自主グループの方々ともそれほどお会いできていませんが、まだ見ぬ方々との出会いに、いまから期待で胸が膨らみます。

    この1年は地域を知るために歩いてみようと思います。

    その際、お声掛けすることがあるかもしれませんが、お相手していただければ幸いです。

    また主催講座では「はじめてのフラダンス」や「押し花アート」といった講座を計画しています。

    ご興味のある方はぜひお申込ください。

    冒頭で「少し」と書きましたが、結局、長々となってしまいました。

    ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

    1日も早く地域に溶け込めるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    [2021年5月]