館長が語る(春日公民館)
- 更新日:2022年11月22日
- ID:12794
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
春日公民館館長 佐野 万里子(さの まりこ)
みなさん、こんにちは。
2022年4月に春日公民館の館長に着任いたしました、佐野万里子と申します。
満開の桜に迎えられて着任いたしましたが・・・。
(左から、主任 乾 千絵 館長 佐野 万里子 職員 瀬戸 建世)
いつの間にかヒマワリが咲き誇る夏を過ぎ・・・。
ふと気づくと、すっかり紅葉の季節になっていました。
まさに光陰矢の如しです。
この間の取組は、「春日公民館だより」をご覧ください。
https://manabunara.jp/cmsfiles/contents/0000006/6082/dayo_kasuga2022.7.pdf
https://manabunara.jp/cmsfiles/contents/0000006/6082/dayo_kasuga2022.9.pdf
さて春日公民館は、1976(昭和51)年に、奈良市で11番目の公民館として建てられました。
2021年度には、開館45周年を記念し、「かすが公民館DAY!」と題して2日間の公民館まつりを開催。
コロナ禍のため、コーラスなどの発表は事前に撮影・編集した映像を流したそうです。
当財団の公式YouTubeに公開していますので、みなさん、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=RWzuVxSKt-o
また、春日公民館では、2018年度から今年度まで、以下の2つを目標に事業を展開しています。
- 地域コミュニティの活性に貢献できる運営を推進する。
- 地域の人とつながりを深めながら、地域にあるモノ・人・場所を発信していく。
ひとつめの目標の達成に向け、11月27日(日)に、「コミュニティ・ステージ@済美ふれあい市」を開催いたします。
春日公民館を飛び出し、済美地域ふれあい会館を会場に、済美ふれあい市に合わせての実施です。
みなさん、ぜひお越しください♪
ところで、2022年1月18日に開催された第10回貝塚公民館大会事前学習会で、東京大学名誉教授の講演を聴きました。
持続可能な未来に向けて、公民館には何ができるのでしょうか。
講演のなかで、次のようなことをお話しされました。
*****
受験や試験などの学校社会は、自分で頑張る、自己責任が非常に強く言われている社会だと思います。
そうではなく、社会的困難に向かう上では、「共に生きる学び」という体験をいかに共有できるかだと思います。
みんなお互いに苦しい、けれどもそれを分かち合うことで、何か知恵や励ましを見出していく。
公民館に行くと、そこに何か生きる力が生まれてくる。
困難ななかでも未来の可能性を希望をもって信じあえる。
そんな公民館活動であってほしいと思います。
*****
この「公民館はこんなところです」は、2015年度の職員研修のグループワークで出た言葉をつなぎ合わせて作ったものです。
当財団が運営する24の公民館に掲示しています。
社会的困難は、独りの努力では解決できません。
また、自分が抱える困難は、みんなが抱える困難かもしれません。
あなたの小さな声を、お聞かせください。
公民館は、人と人とがつながる場所です。
あなたの小さな声は、大きな声になるかもしれません。
独りの思いを、公民館で、みんなが分かち合い、自分事として考え、一緒に未来を創っていけたらと思います。
地域で共に生きるために、公民館を、どうぞよろしくお願いいたします。
【2022年11月】
お問合せ
春日公民館
住所: 〒630-8141 奈良市南京終町一丁目86番地の1
電話: 0742-62-2253
ファックス: 0742-62-2253
電話番号のかけ間違いにご注意ください!