館長が語る(春日公民館)
- 更新日:2024年2月2日
- ID:13758
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春日公民館館長 佐野 万里子(さの まりこ)
みなさん、こんにちは。
春日公民館の館長2年目の佐野万里子です。
2023年10月からは、このメンバーで春日公民館の運営をしています。
(左から、西村 佐野 川辺)
さて、春日公民館の特長といえば、「裏庭」ではないでしょうか。
もともとはバレーボールコートだったという、広いスペースがあります。
夏は裏庭に大きなプールを出して、みんなで水遊び♪
この砂場は、コロナ禍で公民館が臨時休館している際に、職員が作ったものです。
放置されていた木の椅子を解体・接着して砂場の枠を作り、穴を掘って砂を入れて・・・。
完成した砂場は、子どもたちのお気に入りです♪
そして、硬くしまったバレーボールコートの土を耕し、園芸用の土や肥料、もみ殻などを加えて畝を作り、畑としても活用しています。
東側の畝では、毎年5月に玉ねぎの収穫を行います。
今年度は5月2日に行いました。
玉ねぎを植えていた畝を整え、5月16日には、さつま芋の苗を植えました。
10月17日は、待ちに待った収穫!
とっても大きなさつま芋が、こんなにたくさん収穫できました!!
中央部の畝では、家庭教育サポートネットワーク支援事業「親子でチャレンジ!野菜づくり」を行っています。
9月から12月までの4か月、6家族がニンジンとブロッコリーの栽培に挑戦。
家族ごとに区分けされた畝にニンジンの種を蒔き、ブロッコリーの苗を植えました。
同じように種を蒔いたのに、順調に大きくなる家庭と、そうではない家庭と、大きな差が・・・。
野菜づくりは、なかなか難しい!
作ってみないとわからないことですね。
収穫したニンジンとブロッコリーは、公民館の料理教室でシチューに大変身!
美味しく食べました。
ブロッコリーはどの家庭も大豊作で、今も脇芽から小さいブロッコリーが収穫できています♪
西側の畝では、男性のみなさんが、地元の農家さんから野菜づくりを学んでいます。
11月に、えんどう豆と小松菜の種を蒔きました。
そして、土づくりを学ぶために、さらに西側のバレーボールコートのままだった部分を新たに畑に開墾!
肥料と燻炭(くんたん、もみ殻をいぶし焼きして炭化させたもの)を撒いて、鍬で耕します。
この日は、日頃使わない筋肉を使って、だいぶお疲れになったようです。
この裏庭は、数々の可能性を持った、春日公民館の「宝物」です。
★食と農について考えるきっかけ
都市化などにより、野菜は「作るもの」から「買うもの」となり、どのように生長して収穫されているのかがわからない野菜がたくさんあると思います。
裏庭で実際に野菜を作ってみることで、「どのように」がわかり、農の楽しさや大変さ、採れたて野菜の美味しさがわかります。
学校でも野菜づくりを行っていると思いますが、親子一緒に体験できるのが「公民館ならでは」でしょうか。
★多世代の交流の場
裏庭には、幼児と保護者、小学生と家族、60~70代の男性など、多様な世代が集まっています。
今はまだ、それぞれの世代の活動している時間が異なっていますが、世代が交わるような仕掛けを作っていきたいと思っています。
★みんなの居場所
ふらっと立ち寄って花を愛でたり、水やりや草引きをしたり、野菜を収穫したり・・・など、みんなの居場所としても、裏庭が機能したらいいなぁと思っています。
みなさんも、一度、春日公民館の裏庭を覗いてみませんか?
【2024年1月】
お問合せ
春日公民館
住所: 〒630-8141 奈良市南京終町一丁目86番地の1
電話: 0742-62-2253
ファックス: 0742-62-2253
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