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あしあと

    こんな講座ありました(南部公民館創立50周年記念事業)

    • 更新日:2021年6月9日
    • ID:11231

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    南部公民館創立50周年記念事業<南部公民館:2021年3月6日(土)~3月7日(日)>

    南部公民館は1970(昭和45)年12月に、奈良市立公民館地区館の第1号館として、帯解地区の柴屋町(帯解小学校東側)に設立されました。

    その後、1996(平成8)年4月に山町に鉄筋2階の新館を建築・移転し、現在に至ります。

    2020年度で満50周年を迎えることとなりました。

    南部公民館は毎年1万~2万人の利用者があり、活気のある運営がなされてきました。

    これもひとえに地域の皆様、関係諸団体の皆様のご理解とご協力のお陰と感謝申し上げます。

    この50周年をお祝いするために、南部公民館自主グループの代表の皆様で「50周年記念事業実行委員会」を立ち上げ、記念事業の企画と運営にご苦労をいただきました。

    とりわけコロナ禍の下、感染対策を講じながら規模を縮小し実施することになりました。

    創立50周年記念式典(2021年3月6日(土))

    3月6日(土)10時から「50周年記念式典」を開催しました。

    参加者は来賓と自主グループ代表の皆様に限定しての実施としました。

    来賓には、奈良市長、奈良市教育長、地元県会議員、連合自治会長の皆様、また、都南中学校長、帯解小学校長、生涯学習財団理事・評議員の皆様方のご参加をいただきました。

    来賓の代表として、仲川げん奈良市長からご祝辞を頂戴しました。

    記念落語会(2021年3月6日(土))

    落語家の笑福亭純瓶さんに来ていただき、3月6日(土)11時から「記念落語会」を開催しました。

    純瓶さんは奈良に関わる新作落語を発表するなど、各地で活躍されています。

    南部公民館では2回目の口演だそうです。

    今回は「千早ふる」と「鹿政談」を演じていただきました。

    「千早ふる」は古典落語の演目のひとつ。
    別題は「百人一首」「無学者」。
    隠居が短歌にいい加減な解釈を加える話です。
    博識であるため長屋の住人たちから「先生」と慕われる隠居の下に、なじみの八五郎が尋ねてくる。
    なんでも、娘に小倉百人一首の在原業平の「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」という歌の意味を聞かれて答えられなかったため、隠居のもとに教えを請いに来たという。
    実は隠居もこの歌の意味を知らなかったが、知らぬと答えるのは沽券にかかわると考え、即興でいい加減な解釈を披露する。

    「鹿政談」。
    奈良三条横町というところに、豆腐屋渡世を営む老夫婦が住んでいた。
    主である与兵衛が朝早くから起きだして表に出てみると、大きな赤犬が「キラズ」(卯の花の事)の桶に首を突っ込み食べていた。
    与兵衛が手近にあった薪を犬にめがけて投げると、命中し赤犬は倒れてしまう。
    ところが、倒れたのは犬ではなく鹿だった。
    介抱の甲斐も無く鹿は死亡。
    さて、この主を何とか助けるために・・・。

    紙芝居「帯解の龍」×和太鼓(2021年3月7日(日))

    3月7日(日)11時から、南部公民館50周年記念事業第2弾「紙芝居「帯解の龍」×和太鼓演奏」を開催しました。

    地元の昔話である「帯解の龍」の紙芝居と、地元の和太鼓グループ「寧鼓座」の迫力ある演奏を楽しみました。

    奈良市在住の紙芝居作家・中谷有香さんに来ていただきました。
    中谷さんは奈良に縁の深いものを紙芝居にされています。
    今回の紙芝居も、帯解に関係の深い龍の昔話を絵にされました。

    昔々、奈良の帯解の広大寺池に大きな龍が棲んでいました。
    時々、暴れるので皆が困っていました。
    ある時、1人の旅人がやってきて・・!

    和太鼓グループ・特定非営利法人「寧鼓座」の皆さんは、主に奈良を中心に活動されています。
    メンバーは小学生から年配の方まで幅広い年齢層です。
    奈良市内のイベントなどに出演されています。
    お手製のお神輿を担いで小学生が登場しました。
    南部公民館の地域の子です。

    全員勢揃いの演奏です。
    太鼓の音がずんずんとお腹まで響いてきます。
    だんだんと盛り上がっていきます。

    最後のポーズもビシッと決めていただきました。

    終了後、ホールで参加者のお見送りです。
    太鼓に興味を持った子が太鼓を叩かせてもらっています。
    参加者も満面の笑みを交わされていました。

    中谷さん・寧鼓座の皆さん全員集合です。
    本日は誠にありがとうございました。
    参加者の皆さんは大満足でお帰りになられました。

    参加者の声

    【落語会】

    • はじめての生落語、楽しかったです。
    • 気持ちがやわらぎほっこりとできる内容でした。
    • 細やかなご配慮がいきとどいていてありがとうございました。
    • 対面で落語を聞く事がなかなか出来ない時に講座に参加できて感謝です。
    • 毎日楽しみに待っていました。コロナで出かける事が制限されているので今日はホッと一息つきました。
    • 千早ふるはこれまで5~6回聞いた事があるが、今回もしっかりと楽しむことが出来た。千早ふるのあとの解説もよかった。
    • 感染症対策にご配慮していただき開催していただきました。ありがとうございました。
    • この様な落語会、大阪では何度か見ました。奈良町で一度見ました。楽しい企画でした。
    • 初めて落語を聞きました。説明もしてくださったのでわかりやすかったです。楽しく聞かせていただきました。
    • 初めて来させていただきましたが職員さんの細やかなお心づかいに感謝感激です。すっすっと来ることができました。

    【紙芝居×和太鼓】

    • ありがとうございました。小さな子が日々練習に励んでおられることに感心しました。
    • 紙芝居がとても良かったです。ナレーションも聞き取りやすかった。
    • 生の太鼓を聞けて良かったです。感動しました。
    • 地元のストーリーとしては良かった。太鼓との合わせのストーリーが良い。太鼓迫力がありました。
    • 娘が最近和太鼓が好きに。まさかの保育園の時の友達のお父さんの団体でした。素晴らしかったです。
    • 迫力ある太鼓の音にエネルギーをいただきました。紙芝居もよかったです。
    • かっこよかったです!!お話も聞けて良かったです。
    • 迫力のある演奏でとても良かったです。子どもも見入っていました。帯解の龍の事も良く分かりました。
    • 久しぶりに楽しい行事でした。太鼓の音がお腹に響きました。
    • 地元に伝わるお話を紙芝居にされていたのは感動しました。紙芝居の語りと和太鼓の競演がとてもマッチしていました。紙芝居が大きくパネルに映し出されてとても分かりやすくて良かった。太鼓の迫力ある演奏と可愛い子ども神輿♡この素晴らしい和太鼓はコロナ苦を浄化させてくれるように思います。本日は元気をいただきました。

    講座を終えて

    開催が危ぶまれた50周年記念事業。

    規模を縮小しましたが無事開催することができ、50周年の喜びを地域の皆様方と分かち合えたことが何よりの喜びです。

    落語会にも紙芝居×和太鼓にもたくさんの地域の皆様が集まってくださり、楽しい時間を過ごしていただくことができました。

    アンケートには多くの声が寄せられ、公民館は地域の皆様に支えられているのだと改めて実感しました。

    50周年記念事業実行委員会の皆様には、2021年度の50周年記念公民館祭りまで、引き続き何卒よろしくお願いいたします。