こんな講座ありました(サロンコンサート ~ピアノと弦楽器の世界~)
- 更新日:2021年10月8日
- ID:11553
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サロンコンサート ~ピアノと弦楽器の世界~<生涯学習センター:2021年7月30日(金)>
サロンコンサートは、生涯学習センターにある「交流サロン」を有効活用するために開催しています。
交流サロンは本来、コンサート会場として作られていない場所ですが、奈良市内の24の公民館(生涯学習センター・公民館)で活動されている自主グループや地域の教育団体の皆さんに日ごろの学習の成果を発表していただけるよう、提供しております。
また、音楽を通した交流の機会となることもめざしています。
2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の対応などから、3月のみの開催でした。
3月のコンサートの様子はこちら↓
http://manabunara.jp/contents_detail.php?frmId=11250
2021年度初めてのコンサートは、富雄南公民館で活動されている「レガーテ」の皆さんによるコンサートです。
「ピアノと弦楽器の世界」と題し、本格的なクラッシックの演奏を聴くことができました。
1曲目はモーツアルトの「ピアノソナタ第11番 K.331」から始まりました。
明るく、聴き馴染みのある曲です。
この曲の第3楽章が有名な「トルコ行進曲」であるため、「トルコ行進曲付き」と呼ぶれることの多い曲です。
次にベートーヴェンの「弦楽四重奏曲 第7番『ラズモフスキー第1番』第1楽章」を弦楽四重奏で演奏されました。
第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの深みのある音が重なり合い、爽やかで澄み渡った音色を聴くことができました。
次はリストの「超絶技巧練習曲より第9番」とカプースチンの「8つの演奏会用練習曲より第8番」の2曲が演奏されました。
カプースチンはロシアでクラッシックを学び、のちにジャズの世界へ入ります。
この曲は「フィナーレ」と呼ばれ、アップテンポな曲でした。
最後にラヴェルの「水の戯れ」とショパンの「幻想即興曲」が演奏されました。
この曲はショパンの作品のなかでもよく知られている人気の楽曲です。
ショパンの生前には公表されず、のちに友人の手で発表されたそうです。
優雅な演奏に観客の皆さんもうっとりしておられました。
予定していたプログラムは終了したのですが、すばらしい演奏に拍手が鳴りやまず、アンコールの声が上がりました。
再度、モーツアルトの「トルコ行進曲」が演奏され、軽快な音に観客の皆さんの心が躍るようでした。
講座終了後、参加者からは・・・
- とても良い演奏でした♪
- 曲の解説が詳しくて良かった。(1)モーツアルトは軽やかで心が躍った。(2)四重奏は平面で間近に聴くことができ、振動まで伝わった。(3)知らない曲でしたがカッコよかった。(4)表現力が素晴らしかった。
- 久々の生演奏を聴くことができてとても良かった。暑さを忘れてゆっくりと過ごすことができました。
- なじみの曲もあり、とても良かった。久しぶりの生演奏、来てよかった。
- 美しい音楽の世界へ自然と導かれました。今の不安な時代に元気が出ました。ありがとうございました。
- 久しぶりに生演奏でとても感動しました。ありがとうございました。次回も楽しみにしています。
その他にも、「こんなコンサートをもっとしてほしい」「もっと回数を多く開催してほしい」という声が多数寄せられています。
これからも、新型コロナウイルスの感染拡大を予防し、対策を行いながら、安全なサロンコンサートを開催してまいります。
奈良市の公民館で活動されている自主グループや教育団体の皆さんからのサロンコンサートのお申込みをお待ちしています。
お問合せ
生涯学習センター
住所: 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地
電話: 0742-26-8811
ファックス: 0742-26-8813
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