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あしあと

    こんな講座ありました(おしゃべり会 in 飛鳥公民館 ~いま、改めて公民館とは?~)

    • 更新日:2022年8月1日
    • ID:12141

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    おしゃべり会 in 飛鳥公民館 ~いま、改めて公民館とは?~<飛鳥公民館:2022年3月24日(木)>

    2017年7月以降、奈良市の公民館では、市民のみなさんと職員が一緒になって語り合う場として、「おしゃべり会」を開催しています。

    飛鳥公民館では2019年2月に「地域につくる私の居場所」をテーマとしておしゃべり会を開催し、地域・人と人とのつながりをさらに深めていく場所でありたいと気持ちを新たにしました。

    はじめてのおしゃべり会から約3年。

    コロナ禍で状況は一変しました。

    自主グループ活動や地域活動、主催講座などさまざまな方が利用する公民館は、直接的に人と人が集いお互いに学びあう場所であるがゆえに、コロナ禍でうけている影響ははかりしれません。

    いろいろな制限がある中での活動の工夫、公民館活動で困っていること、今公民館に求められていることなどについて改めておしゃべりできればと考え、今回は「いま、改めて公民館とは?」をテーマにしました。

    公民館の現状について

    実際のおしゃべりを始める前に、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大してからの公民館の最近の様子や状況について職員よりお伝えしました。

    利用人数の大幅な減少、自主活動グループ数の減少、利用制限などもありいろいろな活動や催しがストップしていることなどについて。
    また、コロナ禍における講座開催についての工夫、新しい申請方法の説明、また公民館でWi-Fi機器を貸出していることなどについてもお話しました。

    おしゃべり会

    今回のおしゃべり会は10人の方がご参加くださいました。

    2班に分かれておしゃべりをする前に、まずは全員で自己紹介。

    公民館でどのような活動をしているかなどを中心に紹介してくださいました。

    2班にわかれてのおしゃべりをスタート!
    みなさんはじめは緊張した面持ちでしたが、だんだん表情が緩んできて和気あいあいとした雰囲気になっていきました。

    まずは現状ついて。
    「人との関わりが途絶えていくから人恋しい。」
    「飛鳥地域に7つある高齢者サロンは現在すべて中止している状況。」
    「本人が出かけたい気持ちがあっても、コロナを理由に家族から止められている人も多くいる。何を尊重すべき?」
    などの話が出ました。

    休憩をはさんでから後半のおしゃべりをスタート。
    コロナを経験して、これからの公民館活動に求められていること、今後公民館で取り組んだらよいことなどについておしゃべりしました。

    最後に、2つに分かれた班のおしゃべりの内容を共有する時間を持ちました。

    おもしろいなぁと思ったのが、後半では同じような内容を2つの班でそれぞれおしゃべりしていたのです。

    その内容はというと・・・。

    「公民館は男の人の利用が少ないので、男性が気軽に使える場を設定しては?」

    「女性同士の会話の中に入っていくのが難しいと思うので、男性限定の講座を増やしてはどうか。」

    女性はコミュニケーション上手で放っておいても心配がないが、男性は家に閉じこもりがちであるのでそれがコロナ禍で加速しないかみなさん心配されていました。

    まったく同じような内容で本当にびっくりしました。

    参加者の声

    • 楽しく過ごさせていただきました。皆さんコロナ禍の中でも日々前向きに生活しておられること、1人暮らしや子どものことなど気になっていることが共有していることが感じられました。
    • こういう自由にお話しができる機会があるのはよいですね。
    • 公民館のあり方について話し合いをしたが、課題があり今後どうするか考えてみたい。
    • 「井戸端会議」これからも開催してください。

    などのご意見をいただきました。

    講座を終えて

    短い時間のおしゃべりでしゃべり尽くせていないかもしれませんが、井戸端会議的な雑談から話に花が咲き、交流が生まれ、思いを共有する時間を持てたことに改めて感謝しています。

    これからも地域のみなさんとともに、よりよい公民館の方向性を一緒に考えていく機会をつくり続けていきたいと思います。