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あしあと

    こんな講座ありました(つげの索道と凍豆腐)

    • 更新日:2022年9月27日
    • ID:12195

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    つげの索道と凍豆腐<都祁公民館:2022年4月27日(水)~12月7日(水)全3回>>

    昔、奈良市の東部にあった安全索道のことについて、当時を知る人から座談会風に話を伺い、当時の様子を想像して、都祁の歴史遺産として残していくことを目的に開催しました。

    今年は、針駅付近の駅や町の様子について語り合いました。

    2021年度は「見たこと、したこと、聞いたこと」と題して資料を見ながら、当時の様子や思い出、体験を地域の方から伺いました。

    2021年度の講座の様子はこちら↓

    こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・都祁 ―凍豆腐―)

    前回の講座を終えて、当時の様子を知る人、様子を語り継いでいる人が多くいることがわかりました。

    第1回:2022年4月27日(水)

    本日、中心に話を進めていただく大西武男さんです。

    いろいろな資料を見ながら自己紹介も行いました。

    こちらの絵は、当時の針駅付近の様子を思い出して描いてきてくださったものです。

    絵があるとわかりやすいですね。
    当時の様子や思い出を伺いました。

    大和高原の凍豆腐産業が、この地域にさまざまな利益をもたらしていたとのことです。

    具体的にどのような利益があったのか(当日の資料より)

    ◎豆腐を作る人、凍豆腐を冷凍から乾燥仕上げをする人、製品を出荷する人など豆腐工場で働く人が増えた。

    ◎平坦部の農家を回り豆腐の原材料の大豆を集めたり、凍豆腐の売り込みに凍豆腐の販売人がヤナギゴオリを背負って各地へ自転車・自動車・乗り合いバスを利用し移動した。

    ◎豆腐の原料の仕入れや凍豆腐の販売の荷物運びなどで索道を利用した。

    ◎牛(車を引く牛や馬、農耕の牛馬、肉牛など)ヤギなどの家畜の飼料として、凍豆腐を作る時に出た粕(おから)を利用した。

    ◎豆腐の加工から出る(シミズ)を水田に流し地力の強化や、風呂、家畜、学校の掃除用の温水(洗い水)などに利用した。

    ◎凍豆腐作りに必要な燃料は、柴や薪(割木)を利用したことで、山仕事が増え、山師(柴や薪を作る人)、車引き(薪や柴を運ぶ人)など多くの人に仕事が増えた。

    ◎索道と牛車時代から、木炭自動車、ガソリン燃料トラックの三輪トラックへと現代の自動車輸送手段へ変わってきた。

    など。


    当時は、大和高原の交通の便が悪かったそうです。

    あれから、名阪国道が1965(昭和40)年に開通しました。

    今は、南北線も改修工事され名阪国道沿いには新しい工場もでき、多くの人が各地から来ています。

    さらに、道の駅もできました。


    1回目を終えて(参加者の声)
    • 都祁の文化がよくわかりました。
    • 昔のことがわかり、良かったと同時に、当時の皆さまのことをいろいろと聞かせていただき、とても楽しかったです。
    • あまり歩けないので、このような講座はありがたいです。

    2回目は、8月3日(水)の予定です。

    駅や町の様子を具体的に再現できればと考えています。

    第2回 2022年8月3日(水)

    「つげの索道と凍豆腐」の2回目は、前回の回想をもとに1940年代後半~1950年代前半(昭和20年代)くらいの針駅付近の回想図を作りました。

    これと天満駅の平面図を参考に針駅の平面図も復元しました。

    その2つの絵を紹介します。

    当時の針駅付近の解説されています。

    こちらは当時、走っていた木炭自動車を絵に描いて説明されています。

    多くの質問や意見がだされました。

    次回に復元予定の小倉駅を知る方も、駅や駅周辺の様子について話してくださいました。
    小倉駅の周辺は、事業所関係の施設が多くあったようです。


    講座当日提示された資料より

    索道による輸送と荷物について

    1. 営業時間:9時から17時の2往復
    2. 積載量:およそ30貫から40貫(1貫は、3.75キログラム)
    3. 中間駅(針)での取扱量:1日平均160貫から180貫


    郵送荷物

    ・高原より奈良へ

    • 凍豆腐は冬期から春期にかけて
    • 薪、炭は四季を通じて(特に春先が多い)
    • その多、夏期は、キュウリ、野菜、柿

    ・奈良から高原へ

    • 果物、魚類、調味料、農具、肥料、機械類、家具、日用雑貨、土木材料、大豆(秋から冬)、飲料水(夏)


    参加者の声
    • 先人の知恵、知識、技術を子どもたちに伝えていきたいと思います。
    • みんな和気あいあいの中で、過去を思い出して記録している。この様子がよかったですね。
    • 具体的な資料、説明があってよかったです。
    • 知らなかった昔の話を聞くことができ、良かったです。
    • 都祁にはどのような民話があるのか知りたくなりました。

    次回、3回目は12月7日(水)、小倉の駅周辺の町の様子の復元を予定しています。