こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・柳生 ―発酵食品でイタリアン―)
- 更新日:2023年1月19日
- ID:12828
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プチ田舎暮らし・柳生 ―発酵食品でイタリアン―<柳生公民館:2022年10月22日(土)・29日(土)>
プチ田舎暮らしの講座は、奈良市東部地域において地域の自然・歴史・風習・食・技などに触れて田舎暮らしを知り、農作業などの体験をすることにより、生きがいを感じ、東部と市街地の交流のきっかけとなることを目的としています。
今回は、地元柳生でイタリアンレストランと発酵教室をご夫婦で経営されている方を講師に招き、発酵食品について学び、料理実習をしました。22日の1回目は味噌づくり、29日の2回目は発酵カルボナーラの手打ち麺を作りました。
講座に参加された方はとても熱心で先生の話をしっかり聞いて、実習を楽しんでおられました。
第1回 10月22日(土)
1回目は発酵食品のことを教えて頂き、身近な発酵食品の「味噌」を作ることに挑戦です。
味噌は数か月熟成させる必要があるため、味噌作りにはかなりの時間が必要です。
今日は食べることはできませんが、出来上がりがとても楽しみです。
先生が、講座の4日前から下準備をしてくださいました。
米を洗う、水に浸す、水を切る、蒸す、冷やす、寝かす、ほぐす、寝かすなどの行程を通して麹が出来上がります。
なかなか手間がかかります。
麹が出来上がりました。
いい香りがします。
きれいに洗った大豆を水に浸してから柔らかくなるまで煮ます。
大豆の一粒には、実にさまざまな栄養素が詰まっています。
タンパク質をはじめマグネシウム、鉄分等その他いろいろな成分が含まれており栄養素の種類がとても豊富です。
今回は無農薬の大豆で、「まめくら大豆」を使用しています。
「まめくら大豆」は山添村の特産品。
大豆でツートンカラーが特徴の豆です。
大豆を煮ています。
煮立った豆を袋に入れてつぶしています。
熱いうちにつぶさなければいけないので、中々大変です。
塩きり麹と、つぶした豆と、種水を加えてよく混ぜます。
豆と種水が熱いと麹菌が死ぬので、よく冷やしてから混ぜます。
味噌だまができました。
容器に軽く投げ入れ空気を抜きます。
保管は直射日光を避け、常温で行い、夏場だけ冷蔵庫で保管。
一年後から食べごろに。
早く食べたいですね。
今日は一人1kgの味噌を作りました。
第2回 10月29日(土)
2回目は塩麴を使った手打ちパスタの作り方を教えてもらいます。
ボールに、強力粉とたまごと豆煮汁を入れてよく混ぜます。
その後、ある程度まとまったら塩麴を入れて、さらに混ぜます。
その時硬さを調節します。
そして、寝かせます。
生地に粉をまぶして2~3ミリまで綿棒で伸ばします。
3つに折って短く仕上がるように切ります。
なかなか、均等に切るのは難しいですね。
でも、みんな美味しくなるようにと一生懸命です。
やはり自分で作ったものは、格別ですね。
手打ちパスタを茹でます。
時間は2分。
お湯に1%の塩。
水1リットルに対して10gの塩を入れます。
出来ました。
参加者の声
- 発酵食品がブームなのでとても楽しみでした。ありがとうございます。
- 自然なものを使っての身体にやさしい食材、とてもホットな気持ちになりました。
- 味噌づくりとパスタ、このつながりがイメージ出来ませんでしたが、とても楽しかったです。
- 麹についてとても勉強になりました。
講座を終えて
「プチ田舎暮らし・柳生 ―発酵食品でイタリアン―」にご参加いただき、ありがとうございました。
発酵食品とパスタとの繋がりはなかなか結び付きにくいかもしれませんが、少しの知識とちょっとした工夫で楽しく学べました。私たちの毎日に一味愉しいレシピを教えて頂いたように思います。
また私たち職員も、皆さんの「楽しかった。」や「ホットな気持ちになった。」等の声に、開催できて良かったと感じています。
今後も、皆さんが楽しく安心して参加できるよう、取り組んでいきたいと思います。
お問合せ
柳生公民館
住所: 〒630-1237 奈良市柳生町340番地
電話: 0742-94-0504
ファックス: 0742-94-0504
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