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あしあと

    こんな講座ありました(興東の自然を撮ろう)

    • 更新日:2022年5月27日
    • ID:11887

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    興東の自然を撮ろう―<興東公民館:2021年10月21日(木)・11月4日(木)全2回>

    興東地域の豊かな自然や景色に目を向け、季節の移り変わりを感じながら写真に記録することで、古都奈良の原風景の素晴らしさや地域の魅力を再発見することを目的に開催しました。

    今回の講師は、写真家の久保田秀典さんです。

    興東地域の豊かな自然や景色の撮影のポイントを指導して頂き、後日その写真を持ち寄り講評をしていただきました。

    今回の撮影場所は円成寺周辺です。

    撮影会:10月21日(木)

    庭園入り口から撮影会が始まりました。

    真正面からではなく斜めからのアングルで撮ったり、早くシャッターをきったりと、いろいろな技法があるそうです。

    「写真の作品は、見る人に感情移入をしてもらい評価をしてもらうもの。歩きたいな、行きたいなと思ってもらえる物語のある写真をぜひ撮ってください。」とのことで、皆さん熱心に撮影されていました。

    皆さん性能のいいカメラをお持ちでいろいろな撮影方法をその都度教えてもらいました。
    そのひとつに、カメラのしぼりの数字を小さくすると、背景がぼやけて手前の主役が目立つそうです。

    池の鯉や水は、光の反射を活かし、水のゆらめきを意識して、斜めから奥行きを出すように撮影するといいそうです。
    薄曇りの中でしたが、光を射すのを待って、シャッターチャンスを狙います。

    今回、人気の被写体であるムラサキシキブ。
    同じものを撮っても、それぞれの感性や感覚で、違ってきます。

    講評:11月4日(木)

    皆さんの持ち寄った写真一枚一枚に先生が、丁寧にアドバイスをしてくださいました。
    アングルの説明では、同じ被写体でも先生が撮られた写真は雰囲気が変わり歓声があがりました。
    そして写真を撮る際のポイントをいくつか教えてくださいました。
    その心構えとして、「ただ撮るだけではなく、感謝して撮影し、その瞬間に巡り合うチャンスをいかし、シャッターを押すことができる心構えを持つことが大事です。」という言葉がとても印象的でした。

    受講生の方の写真です。
    素敵な雰囲気の写真ですね!

    先生から、「アートは生活には必要ではないが、人間の感性に訴える大切なものであり、少し視点を変え発想を変える為には必要なものです。そして皆さんの持っておられるそれぞれの背景で写真は違って見え、自分はすべて正しいと思いがちだが、思い込みはしないで、ぐるりと見渡す意識を持つと色んな色が見えてきます。」と話がありました。

    先生のお話を伺うと、自分が普段何気なく過ごしている生活の中で、ちょっと視点を変え、考え方を変えるとどうなりますか・・・?と、問われているようでした。

    受講生の声

    • 撮影会・講評会、とても参考になりました。
    • 里山をもっと写したいです。春も夏も秋も冬も同じ所でも違いが出ます!
    • 初めての参加でしたが、同じ趣味を持つもの同士、緊張感なしに学ばせていただきました。

    講座を終えて

    最初は講座の主催者として参加していましたが、先生のお話を伺っていると最後は、とても成長した気分になりました。

    2回にわたって講座にご参加いただきありがとうございました。