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あしあと

    こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・月ヶ瀬 ―モダンなしめ縄―)

    • 更新日:2022年6月29日
    • ID:11913

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    プチ田舎暮らし・月ヶ瀬 ―モダンなしめ縄―<月ヶ瀬公民館:2021年11月27日(土)全1回>

    奈良市東部地域の5公民館では、地域の自然・歴史・習慣・食・技などに触れて田舎を知り、農作業などの体験を通じて生きがいを感じ、就農へのきっかけづくりとすることを目的に「プチ田舎暮らし」を開催しています。

    今回は、しめ縄作りを通して、新年を迎える準備の意味や風習に触れ、現代の生活に伝統文化を取り入れて暮らす作法を学びました。

    月ヶ瀬産の稲わらを使って、現代的なインテリアにもマッチするリースタイプのしめ縄を手作りしました。

    講座の様子

    しめ縄の作りかた

    講師の徳家さんからしめ縄の意味と作り方を教わりました。
    月ヶ瀬地域の中でも、伊賀市と隣接する石打地区は吊り下げるタイプで、トンボと呼ばれるめがね型の輪じめを飾ります。
    そのため月ヶ瀬地域は、東西文化の分かれ目と考えることもできるそうです。
    また、大和(奈良)では横型一本のしめ縄は右株で、伊勢では左株といった地域による違いもあるそうです。

    しめ飾り

    さて、しめ縄を綯(な)う、に挑戦です。
    根本を束ねて膝でしっかり押さえます。
    力とコツが必要でした。

    しめ縄

    緩すぎたり、ねじり方が足りなかったり。
    やり直しが可能なので、納得のいくしめ縄になるまで、講師に教えてもらいました。
    2本目を作る人もいました。

    しめ縄

    土台となるしめ縄が出来たら、次は、好みの飾りを選びながらのアレンジです。
    飾りも講師の手作りです。
    梅の花や黒稲穂、水引、扇などたくさんあるので、目移りしてしまいます。
    皆さん、とても楽しそうに選んでいました。

    自分だけのしめ縄が完成です。
    みんないい笑顔でした。
    お正月の準備が一つできました。

    参加者の声

    • いいものができました。時間があったので3つも作れました。
    • 丁寧に教えてもらいました。とても楽しかったです。
    • 内容も大満足でした。先生のお話も勉強になりました。

    講座を終えて

    手作りするしめ縄は、それぞれ個性豊かな作品になりました。

    最後は皆さんでお互いに鑑賞しあいながら、交流を深めることもできました。

    とてもいい一日になりました。