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あしあと

    こんな講座ありました(親子でフラ~ハワイの文化を学んでみよう~)

    • 更新日:2024年9月13日
    • ID:14430

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    親子でフラ~ハワイの文化を学んでみよう~<登美ヶ丘南公民館:2024年7月28日(日)・8月4日(日)全2回>

    ハワイの文化を学ぼう!というテーマで、親子で伝統舞踊のフラダンスを学ぶ講座を開催しました。

    夏の暑さにも負けないくらい元気な子どもたちと、お父さん・お母さんが一緒にハワイの音楽にあわせてフラダンスに挑戦しました。

    フラの衣装や髪飾り、腕飾りなどを身に着け、南国気分を満喫しました!

    講座の様子

    まずは衣装から

    貸出するフラの衣装
    衣装を選ぶ様子

    今回の講師は、カオヒナニ森重先生。

    先生は、登美ヶ丘南公民館の自主グループ「アロハでウキウキ」で大人のフラダンスを指導されています。

    先生のご厚意で、衣装や腕飾りを準備していただきました。

    どれにしようかな?色とりどりの衣装にテンションが上がります!

    花飾り
    髪飾りをつける様子

    公民館でも髪飾りや、腕飾りを用意しました。

    ハイビスカスや花を模して、大きなものから小さなものまで作りました。

    衣装を着て、飾り物の準備をしながらわくわくドキドキ!講座が始まるのを待っています。

    フラとは?

    リズムを取る楽器の説明をする先生
    先生のフラの歴史を聞く親子の姿

    フラは、ハワイの伝統的な歌舞音曲で、ダンスや演奏、歌唱、詠唱のすべてが含まれていて、古典フラと現代フラの2つのスタイルに分かれているとのこと。

    一度はフラを異教の踊りとして禁止しましたが、伝統芸術を奨励したカラカウア王の時代に復活し、現在も伝統は受け継ぎ、守られています。

    フラは女神ラカに捧げる踊りであり、日本でいう巫女のイメージでしょうか。

    踊るときには、イプへケという瓢箪からできた楽器を叩いてリズムを取ります。実際に先生が叩いてみると、もう南国!ハワイを想像させる音に心が躍ります。

    フラを経験するのは初めてという方がほとんどで、フラの歴史、ハワイの文化をお話しする先生の言葉を熱心に聞いていました。

    実際に踊ってみよう!

    徐々に慣れて踊りを楽しむ様子
    振付を覚えて踊る様子

    まずは基本となる左右のステップ「カホロ」、前後のステップ「カラカウア」を練習。

    腕も左右に伸ばして・・・これだけでフラらしいステップに!

    「細かいことはまた後からね」と気さくな先生のお声がけ。

    さっそく音楽が鳴り始めます。

    前で先生の生徒さんが見本として踊ってくださるのを見よう見まねでやってみます。

    「子どもたちはテンポの良い音楽が好きなのでは?」と先生が選曲してくれた「Aloha Week Hula」お手本を見ながらみなさん真剣に踊り始めました。

    できてきたよ!

    子どもたちだけで踊ってみる様子
    お母さんたちだけで踊る様子

    何度も何度も繰り返して踊り、回数を重ねるごとに振付けを覚えるみなさん。

    「やっぱり実際にやってみること」は大事ですね。言葉よりも体を動かしてみると、自然とできてくる。素晴らしい!

    子どもたちよりもお母さんたちがとっても真剣に踊り、「楽しい!めっちゃ楽しい!」といい笑顔です。

    しばらく練習したところで、子どもたちだけで発表しました。

    一生懸命な姿がなんとも可愛らしい。

    1曲踊り終えると、走ってお母さんのもとへ。

    微笑ましい姿です。

    次はお母さんたちの番です。

    子どもたちに負けないステップで華麗に踊ります。

    子どもたちもカメラマン!お母さんの素敵な踊り、しっかり撮ってるかな?

    先生たちの踊りを鑑賞

    先生たちの踊りを鑑賞する様子
    楽器をもった踊りを鑑賞する様子

    ここで先生たちが見本として1曲踊ってくださいました。みなさんにこにこの笑顔でプロの踊りを間近で鑑賞しました。

    踊ってくださっている中には中学生のお姉さんも。幼稚園の頃から始め、フラが大好きで続けているのだとか。

    今回参加した子どもたちにも楽しさが伝わってくれると嬉しいな、とおっしゃっていました。

    これはなあに?

    楽器を紹介しても会う様子
    お父さんが楽器をたたいてみる様子

    フラで使われる楽器を紹介してくれました。

    持ってきていただいた楽器は5種類。

    瓢箪型のイプへケは先生がリズムを取る際に使っていました。

    イプへケより少し小さく、上の部分がカットされている瓢箪型はイプ。

    お父さんが手に取って上手に叩いていました。

    赤い花のついたマラカスのようなものはウリウリ。

    シャンシャンとなる音は海辺を想像させてくれます。

    その他にもカラアウスティック、プイリという木や竹でできた棒状の物も叩いて音を出してみました。

    色んな楽器に興味津々!さわって音を出してみたり、どんな感じで使うのかを教えてもらったりと、賑やかな時間になりました。

    一曲踊れるようになりました!

    楽し気に踊る親子の様子
    ステップも覚え楽し気に踊るこどもたち

    数種類の振り付けを覚え、何度も繰り返して踊るたびに上手になりました!

    くるりとターンをしてスカートがふわっとなる振付はとても可愛らしく華やかです。

    休憩の時には、「こんなに汗をかくとは思ってなかった!」とお母さんたちが話していました。

    穏やかな動きに見えるフラですが、意外といろんな筋肉を使っていて、かなりの運動量です。

    それでもみなさん楽しそう!

    踊りを覚えて楽しそうな様子
    楽器を持ちながら踊る様子

    楽器も持って最終の仕上げ。

    フラの音楽に楽器の音色をのせて、気分はハワイへひとっ飛び。

    マハロー

    和になって挨拶する様子
    先生にお礼の挨拶

    「マハロ―」

    練習が終わると、みんなでご挨拶。

    ハワイ語で「ありがとう」という意味だそうです。

    輪になって手を繋ぐって、なんだか一体感があって微笑ましいですね。

    先生、仲間に挨拶をして講座は終了しました。

    参加者の声

    <子どもたち・保護者の声>

    • すごくたのしかった!
    • またやってみたい
    • 日頃できない体験ができて楽しかった。
    • 思っていたより本格的で、先生たちの踊りも素晴らしかったです。
    • 子どもと踊れて楽しかったとても楽しかったです。
    • 親子で楽しめました。
    などの感想をいただきました。    

    講座を終えて

    初めは緊張して、踊るのも少し恥ずかしそうにしていましたが、気さくな先生のお声がけやスタッフの方たちが優しく教えてくださったので、すぐに緊張もほぐれ「楽しいー!」と言葉に出てくるくらい打ち解けていました。

    親子や、参加者の皆さんが仲良く笑いながらフラを踊る姿が印象的で、また踊りだけではなくフラの歴史や楽器に触れハワイの文化を知ってもらえる良い機会になりました。

    子どもが一生懸命に取り組む姿に、保護者のみなさまも成長を感じることができたと満足しておられ、「子どもたちよりも私たち親の方が必死で、フラを思いっきり楽しめた!」という言葉に、職員一同とても嬉しく、開催して良かったと感じています。

    参加されたみなさまの意見や感想を毎回聞くことで、私たち職員のこれからの学びにつながっています。

    今後もみなさんの「やってみたい」「学びたい」のきっかけになるような講座を開催できるよう、工夫していきたいと思います。

    ありがとうございました。