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あしあと

    こんな講座ありました(防災セミナー)

    • 更新日:2025年5月17日
    • ID:15102

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    防災セミナー<平城公民館:2025年2月8日(土)>

    自然災害はいつ・どこで起こるかわからないため、私たちの防災意識と備えの重要性が日増しに高まっています。

    平城公民館では、平城地区自主防災・防犯会との共催により、地域の方が災害時における適切な行動と知識を身につけることを目的として「防災セミナー」を開催しました。

    今回の防災セミナーは、実践的な内容の講義とワークショップでさまざまなことを学びました。地震や大雨等さまざまな災害から自分の命を、そして他の命を守るためには、私たちは、地域の危険な個所や何処に避難すればよいか等まず知らなければなりません。

    この講座を通して地域防災力の向上と、安心して暮らせる地域づくりに今よりさらに繋がっていけば幸いです。

    日本赤十字社奈良県支部 防災教育事業 主任指導者の樫原正巳さんによる災害図上訓練(DIG)の説明です。
    平城地区の地図に、各地域ごとに危険な個所や避難所、AEDのある場所などを記入していきます。

    各班の中で、まず最初に自己紹介。その後班内での話を進めるにあたって、役割分担をします。
    その後、地図上に自分の家を記し、学校や避難所などを記します。

    班は近所の方同士で集まっていますので、話をしながら地図にそれぞれ記していきます。

    川を記して、大雨が降れば水が溢れるところは何処か等を考えます。

    皆さん、地元のことなので話が弾みます。
    改めて自分たちが住んでいる地域の再認識です。

    色分けすると、とてもよく分かります。

    最後に班内で自分たちの地域の状況をまとめます。

    各班で話し合った、各地域のことを発表です。
    いざという時何処へ避難すればよいのか。また、AEDの設置場所って、知っているようで知らないのが現状ではないでしょうか。でも落ち着いて考えると、結構よく目にしていると思います。
    こうして地図にして記すことで地域の安全を再認識したと思います。

    参加者の声

    • 地図を使っての体験は初めてで、とても分かりやすく良かったです。身近なことが身についたと感じます。
    • 改めて地域の危険な個所等を再発見しました。
    • 改めて確認することで、普段からの備えが必要だと思いました。
    • 参加者の交流に意義があった。
    • 大変勉強になった。今後に役立てていきたい。
    • 自分たちの地域を再認識できて良かった。
    • 「遠くの親戚より身近なご近所」と言う言葉がありますが、常に身近な地域の方々と共に安心安全について、心がけていきたいです。

    講座を終えて

    平城公民館と平城地区自主防災・防犯会との共催で防災セミナーを実施し、地域の安心・安全について深く考える貴重な機会となりました。

    もし、家にいるとき突然大きな揺れが私たちの地域を襲ったら・・・。私たちは一体どのような行動をとるのでしょう。

    まず、家の中で最初に大切なのは、深呼吸して落ち着くこと。そして、揺れが収まるまで、頭を守りながら安全な場所に身を寄せることが必要です。この時、日ごろからの家具固定や避難経路の確認がどれほど重要かを実感することでしょう。揺れが収まり、家の外へ出ると、心配になるのは家族や近所の方々の安否です。

    次に事前に話し合っていた避難場所へ向かいます。この時、地域の避難所はどこかや、地域で危険な個所はどこか、または安全な所はどこか等の知識が必要です。

    もし、安全な場所へ向かっている時、困っている人を見かけたら。。。自然と声をかけ、手を差し伸べると思います。その行動が、地域の絆を深め、命を守る大きな力になるのです。

    そのような防災に対しての身近なことを想定しながら、講師や参加者同士の会話の中から学びました。

    防災セミナーを通して、地域の防災力を高めるための貴重な経験そして知識を共有しました。

    今後の防災活動に役立てばと思います。