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あしあと

    こんな講座ありました(親子でアウトドア)

    • 更新日:2024年12月7日
    • ID:14638

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    親子でアウトドア<平城公民館:2024年10月13日(日)>

    最近、アウトドアや自然体験などの関心が高くなってきています。

    そこで、親子でアウトドアを体験し、火おこし体験や外での遊びを通して子どもとふれあい、子育てに参画してもらうきっかけとなることを目的に開催しました。

    現代ではスイッチひとつで簡単に火を起こすことができ、苦労なく火を手に入れることができます。

    しかし、災害が起こるとガスや電気を中心としたライフラインが止まってしまいます。

    そんな時、生活に必要な火は?

    この講座では、防災活動の専門家の方々にご指導いただき、災害時への備えも考えながらアウトドアを楽しみました。

    火を起こす技術や知識を身に付け防災意識が高まり、楽しく親子の絆を深められたらいいですね。

    芋ほり体験。
    大きなサツマイモがでてくるかな?
    楽しみです。
    子どもたちはワイワイ・ガヤガヤです。

    なんと立派なサツマイモ。
    最高!

    ペットボトルピサ作り

    まずは、焼き芋の準備。
    サツマイモをアルミ箔で包みます。
    美味しい焼き芋ができるのが楽しみです。
    午前の講師は、奈良市地区赤十字奉仕団平城分団と常光寺スカウトクラブの皆さん。
    そして、平城公民館の畑クラブの皆さんです。

    ペットボトルピザ作り

    火起こし体験。
    上手く火を起こし、上に張った紐を焼き切ります。
    誰が一番早く、紐を焼き切れるかな?
    そして、紐を焼き切った後の残り火で、芋を焼きます。楽しみです。

    ペットボトルピザ作り

    次に、ポトフの準備。
    今日は盛りだくさん。
    親子での共同作業。
    上手くできるかな?

    天気の学習

    ポトフとケチャップライスを湯煎します。

    芋ほり

    かまどでクレープを焼きます。
    こんがり良い香りがします。
    このかまどは、防災用のかまどベンチです。
    平城公民館の駐車場の端っこにあります。
    普段、天候の良い日などはベンチとして憩いの場所となりますが、災害時このベンチはかまどになり、炊き出しなどの時に使用します。
    今日は、そのかまどベンチでクレープを焼きます。
    天気も良いので、美味しく焼きあがるのが楽しみです。

    火起こし

    焼きあがったクレープの生地に盛りつけ。
    美味しそうです。

    火起こし

    時間が、少しあるのでマシュマロを焼きます。
    焼きマシュマロも格別です。

    ピザ

    クレープとマシュマロを食べます。
    外で食べるのは、気持ちがよくとても楽しいです。

    ハロインリース、ボールシューター

    ポトフや焼き芋ができるまでの間のアイスブレイク。
    平城地域の安全安心を見守ってくれている青色パトロールカー(通称:青パト)の紹介です。
    いつもこの車に乗って活動してくださっている、自主防災の方に説明をしてもらいます。
    自主防災の方々の活動が、子どもたちのより身近なものとなっています。
    子どもたちも興味津々です。

    外遊び

    子どもたちにとっては、なかなか凄いことです。
    青パトに乗って記念撮影。
    思い出に残る一枚です。

    そろそろ焼き芋が焼きあがります。

    ポトフとケチャップライスが出来上がりました。
    そして、焼き芋も。
    そろそろお腹一杯かな?

    お昼の食事が終わってからは、館内の大集会室でペットボトル空気砲とスノードームを作ります。
    昼からの講師の、近畿大学の赤十字奉仕団のお兄さん、お姉さんにいろいろと指導してもらいます。

    出来たペットボトル空気砲であそびます。
    上手く的を倒せるかな?

    次はスノードーム作り。
    上手くできるかな?

    少し手伝ってもらい、うまくできるように一生懸命です。
    集中しています。

    出来上がりです。
    揺らすと万華鏡みたいにゆらゆらと綺麗です。

    参加者の声

    子どもたち

    • 楽しかった。
    • 空気砲、楽しかった。
    • お腹がいっぱいになり、工作ができて楽しかった。
    • またこのようなことをしたい。
    • もし災害が起こった時の訓練になった。

    保護者

    • 盛りだくさんで楽しかったです。
    • 子ども、おじさん、おばさん、若い大学生の方々、パパ、ママ、たくさんの世代の方で交流ができて、とても楽しい時間でした。
    • とても楽しく過ごせました。ありがとうございました。
    • アウトドアの体験と、防災の視点でのポトフやチキンライスの作り方等、勉強になりました。

    講座を終えて

    昨今、予想だにしない災害が、幾度となく起こり、地震や大雨による自然災害で私たちの生活が脅かされています。

    また、AIの進化やさまざまな技術の進歩で私たちの生活は便利になってきているというものの、いざ災害が起きてライフラインが止まってしまったら、私たちの生活は一変してしまいます。そこで今回の講座では防災の観点より、災害という状況下で火を起こすには、食べ物を作るには等を考え企画しました。

    また、自主防災防犯協議会の方々が、地域の小学校の下校時に合わせて青パトでの見回りをしてくださり、子どもたちの安心安全を守ってくれています。

    実はその青パトは、この平城公民館にあり、ここから出ていき防犯活動を行っています。

    その様な活動を通して地域の安心安全を守ってくれていると思うと、平城公民館は防災・防犯の両面からも大切な役割を担っていると感じます。

    今回、親子でアウトドアを実施するにあたり、赤十字奉仕団平城分団や常光寺スカウトクラブ、近畿大学赤十字奉仕団の方々の協力を得ながらこのような取り組みを行うことができました。ありがとうございます。

    この講座で体験したことをもとに、参加してくれた皆さんの防災・防犯への意識が高まるとともに、親子での絆が深まり、青パトの活動が子どもたちにとってより身近なものとなればと思います。

    そして、この体験をこれからの生活に役立ててくれたらと思います。