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あしあと

    こんな講座ありました(田原はたけ食堂「芋煮会」)

    • 更新日:2025年2月25日
    • ID:14914

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    田原はたけ食堂「芋煮会」<田原公民館:2024年11月30日(土)>

    奈良市の東部には自然豊かな自然豊かな里山風景が広っています。

    その中にある田原地区。

    ここでは一年を通してさまざまな農作物が栽培されています。

    田原公民館ではその自然を生かした体験型の講座を実施しています。

    今回は秋の終わりに田原地区で採れる泥芋(サトイモ)を使って芋煮会を開催しました。

    田原やま里博物館炭づくり工房館長の岡井稲郎(おかいいなお)さんに泥芋についてレクチャーしていただきました。

    お話を聞いたあとは、すぐ隣にある畑で泥芋掘りの体験です!

    掘り出した泥芋は横に流れる小川で洗います。

    泥の塊のなかから小さな芋が少しずつ現れます。

    残念ながら今年の猛暑でかなりの泥芋が育ちませんでしたので、たくさん採れませんでした。

    こちらの掘った泥芋は「ヤツガシラ(八ッ頭)」という種類。
    頭が8つ繋がっているように見えるところから、その名前がついています。

    また、種からでなく、親芋から、子芋、孫芋と増えていくので「子孫繁栄」を願った縁起の良い食べ物として、正月のおせち料理に使われます。
    この大きい芋を丸ごと雑煮に入れるそうです。

    現物は、写真で見るより大きく迫力があります。

    里芋の茎は「ずいき」と呼ばれます。

    皮をむいてあく抜きして食べることができます。

    干すと保存食にもなり、年中食べられます。

    特にこのヤツガシラのずいきは血をキレイにするといわれており、よくお産の後に食べたのだそうです。

    講座を終えて・・・

    この日は風があり寒い日でしたが、青空の下で食べる温かい芋煮汁は本当に最高でした!

    このような自然体験をしたい方は、田原公民館、または、奈良市東部にある興東・柳生・月ヶ瀬・都祁を含んだ東部5館の公民館講座にご注目ください!

    これからもこのような体験型の講座をたくさん開催していきます!

    みなさまのご参加をお待ちしております!