ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    こんな講座ありました(山の辺の道「奈良道」を歩こう)

    • 更新日:2022年2月18日
    • ID:11822

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    山の辺の道「奈良道」を歩こう<南部公民館:2021年11月25日(木)~11月30日(火)全2回>

    主に奈良市内における山の辺の道の保存・活用を推進している「山の辺の道『奈良道』を守る会」との共催で、歩こう会を開催しました。

    桜井から天理、そして奈良に至る古道の山の辺の道です。

    晩秋の風情を味わいながら万葉人が歩いた道のウォーキングを楽しみました。

    今回は、北コース(新薬師寺~圓照寺、約7.5km)と南コース(帯解駅~円照寺、約11km)に分けて企画しました。

    両コースともに定員を超える多数の申込があり、コロナ禍におけるウォーキングへの関心の高さが感じられました。

    北コース<2021年11月25日(木)>

    北コースは新薬師時に集合し、白毫寺・鹿野円町八坂神社・藤原町白山比咩神社・八島町島田神社・崇道天皇陵・圓照寺・帯解駅までの約7.5kmの道のりを歩きました。

    秋晴れの爽やかな天候のもと、「奈良道」の役員の皆さんに解説をいただき充実したウォーキングを楽しみました。

    12時に新薬師寺に集合し、本堂の12神将にお目通りし、南に向かいました。
    この日の参加者は31人となりました。
    皆さんこの日を心待ちにされておられたようです。

    鹿野園町八坂神社です。
    ここで少し小休止です。
    木陰でひんやりとした風が心地よかったです。

    八坂神社から白山比咩神社まで、稲刈りの済んだ田園地帯が続きます。
    参加者の皆さんは元気よく歩みを続けられています。

    崇道天皇陵です。

    圓照寺に到着です。
    皇室ゆかりの寺院のため拝観はできませんが、外観を見学の上、「奈良道」副会長・事務局長から解説していただきました。
    ここでバス組とJR組に分かれて帰路となりました。
    お疲れさまでした。

    南コース<2021年11月30日(火)>

    北コースは弘仁寺・正暦寺・圓照寺を回る、約11kmのコースです。

    今回は25人の参加者があり、北コースも歩かれた方が何人もおられました。

    週間予報で当日の天気を心配していましたが、歩いていると上着を1枚脱ぐような好天に恵まれました。

    JR帯解駅前集合です。
    まず、駅前の観光地図でコースの確認を行いました。

    約1時間のウォーキングで弘仁寺に到着です。

    銀杏の木が綺麗に紅葉していました。
    いいアングルを求めてシャッターを切っておられました。

    正暦寺の参道です。
    晩秋を思わせる楓の紅葉が続いており、これも一興と思いました。

    今回のウォーキングの最難箇所、正暦寺から圓照寺への山越えです。
    急な山道を足元に気を付けながら1歩1歩登りました。

    参加者の声

    • 初めて参加。詳しい説明(歴史等)、素晴らしい景色、本当に最高な歩こう会でした。心より御礼申し上げます。
    • 北コースの山の辺の道は初めてで大変良かったです。参加者のサポートも丁寧で安心です。
    • 桜井から天理までだと思っていたので、まだ北部に山の辺の道があるのを知れて良かったです。
    • 2回目が同じ曜日でないので参加できない。次回検討お願いしたい。
    • 大変参考になりました。
    • 歩くのはきつかったが楽しかった。
    • 知らない所に行けて良かった。
    • 健脚向きのウォーキングでした。
    • 一人ではなかなか見つけられない様な興味を満たす知識をいただき幸甚に存じます。
    • コロナもありますが12時集合は昼食と重なり検討ください(12時30分か)
    • 説明をもう少ししてほしい。
    • おもしろかったです。又、ハイキングをお願いします。
    • もう少し長い時間帯だともっと探索が拡がると思います。

    講座を終えて

    コロナ禍で企画した「歩こう会」でした。

    11月実施の企画を広報を考えると8月に立案しなければならなかったため、何度も「奈良道」の事務局長と検討を重ねました。

    結果、12時に集合し(早めの昼食を済まして来ていただく)、夕方16時30分には解散(日没前に)の方向となりました。

    変則的でゆっくりとできない企画でしたが、最大限時間を確保し、実施できる企画としました。

    参加者には無理をお願いすることとなりましたが、実施できたのは幸いでした。

    「奈良道」の役員の方には各寺社での興味深い説明をいただき、参加者の皆さんに十分に晩秋の山の辺の道を楽しんでいただくことができました。

    ありがとうございました。