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あしあと

    こんな講座ありました(おしゃべり会in柳生公民館~地域とともに歩む公民館~)

    • 更新日:2022年6月17日
    • ID:12086

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    おしゃべり会in柳生公民館~地域とともに歩む公民館~<柳生公民館:2022年3月5日(土)>

    2017年7月から奈良市内に24館あるどこかの公民館で、毎月1館ずつ開催している「おしゃべり会」。

    市民の皆さんと職員が、公民館について一緒に語り合う場として開催しています。

    柳生公民館では、2021年3月に2回目を開催する予定だったのですが、新型コロナウイルス蔓延の影響により延期し、1年後の2022年3月5日にようやく開催することが出来ました。

    今回は、その時の様子を紹介していきたいと思います。

    前回のおしゃべり会において、今後の柳生公民館に期待することのひとつとして、「公民館講座の充実」の声が多く聞かれました。

    そこで、今回はもう少しその辺りを掘り下げて、地域の皆さんがどんな講座に興味があるのかについておしゃべりをしていこうと考えました。

    また、新型コロナウイルスの影響で、自主グループ同士が顔を合わせる機会も少ないので、自主グループ同士の交流の意味も含めて開催しました。

    今回も前回と同様に2部構成でおこないました。

    第1部では、公民館活動の一端を知ってもらうために、自主グループ「大河流舞遊会」の演舞を披露していただきました。

    また、地域で活躍されている方とこれから地域を盛り上げていこうとする方もお招きし、それぞれの活動や特技をお話いただくことで、後半の「公民館講座の充実」についておしゃべりするヒントとなるように構成しました。

    第1部

    舞遊会の演舞

    大河流舞遊会のみなさんです。
    「天竜流し」「風流水景色」「柳生音頭」の3曲を披露していただきました。
    揃いの衣装に一糸乱れぬ所作で非常に美しかったです。
    日頃、熱心に練習されていた成果が見て取れました。

    柳生音頭を披露

    最後に披露していただいたのは、小学校の運動会など地域の行事で必ず踊られる「柳生音頭」です。
    作曲家のキダタローさんに制作してもらい、振り付けは舞遊会で指導されている先生が考案されたそうです。
    さすが先生直伝の踊りでした。

    紙芝居の実演

    続いては、柳生小学校で読み聞かせや絵本づくりの指導など子育て関係のボランティアとして活躍されている、紙芝居作家の中谷有香さんにご出演していただきました。
    中谷さんは奈良市の他の公民館でも活動されており、公民館や小学校などの地域での活動とそこで感じたことなどについて話していただきました。

    イラストの紹介

    中谷さんの活動を知ってもらうのに欠かせないのが「紙芝居」。中谷さんが制作された紙芝居を実演していただきました。
    マイクも使わず、キャラに合わせて声色を変えたり抑揚をつけたりして、イラストや場面に合った話し方に、会場の皆さんからは笑い声や感嘆の声があがりました。
    ちなみに、中谷さんが作られた紙芝居は、図書館にあるような、イラストの後ろに台本があって読むタイプのものではなく、すべて暗記して実演されているとのことで驚きました。

    寺尾さんの自己紹介

    最後は、2021年9月に奈良市東部地区地域おこし協力隊第3期生のひとりとして着任された寺尾志保さんにお話していただきました。
    東部地域の広報誌「す・とうぶ」で紹介されたとはいえ、着任してまだ日も浅く、寺尾さんの人柄などを知らない方もおられるので、自己紹介や特技についてインタビュー形式でお話をうかがいました。

    寺尾さんの特技

    寺尾さんは、怪我予防のエクササイズと日本舞踊が得意なのだそうです。
    先ほど舞遊会さんが披露された曲のバックダンサーとして出演したエピソードには、会場からどよめきの声があがりました。
    身体を動かすことが得意なので、これからの活動として、幅広い年齢層の方々に向けたエクササイズ等の機会を提供していきたいとお話されていました。

    第2部

    グループトークの様子

    来年度に予定している主催講座の紹介をしながら、どんな講座だったら参加したいかについておしゃべりしました。
    女性の参加者が多かったからか、男性がもっと参加できる講座をしてほしいとの声がありました。夫を講座に誘っても、なかなか腰を上げないからだそうです(笑)。
    友達同士、誘い合ってなら参加すると思うので、2~3人で固まって参加できるような内容があれば良いのでは?といった意見がありました。
    その他にも、地域の高齢化が進んでいるので、フレイルの予防の運動講座をしてほしいというお話やバドミントン、絵手紙、礼儀作法をしてほしいといったお話もありました。

    グループトークの様子2

    講座の話以外にも自主グループ同士の交流もあり、グループを運営していく中での悩み相談だったり、会員が20人に増えました!といった、お互いのグループの近況報告に花が咲いていました。

    参加者の声

    ・講師の皆様ご苦労様でした。おしゃべり会も楽しかったです。
    ・楽しかったです。もっと人数が集まる世の中になりますように。
    ・地域の方々とおしゃべりできる貴重な機会で良かったです。

    講座を終えて

    新型コロナウイルスがまだ収まらない中での開催でしたが、地域の皆さんにご参加いただき、無事におしゃべり会を開催できたことを嬉しく思います。

    皆さんと時間は短かったですが、お話ができて楽しかったです。

    また楽しいばかりではなく、新たな発見もありました。

    東部地域の方々は、畑仕事などで常に身体を動かしているので、健康体操にはあまり関心がないと思っていました。

    しかし、畑仕事は同じ姿勢ばかりで凝ってしまうので、逆に身体を伸ばしたり、フレイル予防の運動をしたいといったお話を聞き、認識を改めるきっかけになりました。

    あとは、男性が参加しやすい講座ですね!

    今回、皆さんとおしゃべりした中で出てきたご意見は、今後の公民館講座を企画する際に、大いに生かしていきたいと思います。

    今後も柳生公民館は地域の一員として、皆さんと一緒に歩んでいこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

    参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!