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あしあと

    こんな講座ありました(わんどくIN平城~ワンちゃんに読み聞かせ~)

    • 更新日:2024年9月27日
    • ID:14559

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    わんどくIN平城~ワンちゃんに読み聞かせ~<平城公民館:2024年9月7日(土)>

    昨年度に引き続き今年度も「わんどくIN平城~ワンちゃんに読み聞かせ~」を実施しました。

    この講座は、子どもたちが自ら絵本を手に取り、めくり、声に出して読み、聞き覚えた言葉を語り、そして友達等とその面白さや感じたことなどを語ったり読み合ったりすることで、想像力や表現力が育まれていけばという想いから、また人前で本を読んだりすることが苦手な子や、自分の意見を他人に話すのが苦手な子どもたちが少しでも話すことや自分の想いを表現できるようになればと計画しました。

    犬(読書介助犬)に絵本の読み聞かせ(「R.E.A.Dプログラム」)は、読書力や自己肯定感の向上につながったり、犬との関わりを通して心の成長を促したりするプログラムとして図書館や学校などで、その活動が広がってきています。

    今回は、3頭のワンちゃんが、子どもたちが緊張しながらも一生懸命行った音読を聴いてくれ、安心して最後まで絵本を読んであげることができました。

    ワンちゃんたちは、子どもたちが読み間違っても、途中で詰まってもそれを指摘しないので、読むことが苦手な子どもたちも、落ち着いて最後まで読み通すことができます。

    この体験が、子どもたちの読書力とコミュニケーションスキルの向上、そして識字能力の向上等につながるといわれています。

    この「R.E.A.D.(Reading Education Assistance Dogs)プログラム」とは、読書介助犬は1999年に米国で始まったアニマルセラピーの一種で、アメリカやカナダなどではすでに多くのボランティアの飼い主と読書介助犬が活躍しています。

    ちなみに、「R.E.A.D.(Reading Education Assistance Dogs)」は「読む(read)」にかけています。

    わんどく、最初の説明

    わんどくを始めるにあたって、いろいろな説明を受けます。
    紙芝居形式で説明してくださるので、子どもたちは集中して聞くことができます。

    ワンちゃんとの出会い

    ワンちゃんはおとなしく聞き入っています。
    少し緊張しながらも頑張って絵本を読みます。

    絵本の読み聞かせ

    ワンちゃんたちは、たとえ絵本を読み間違っても、詰まっても、いつもじーっと静かに聞いてくれます。だから、子どもたちは安心して最後まで読んであげることができます。

    絵本の読み聞かせ

    ワンちゃんは気持ちよさそうに目を閉じたり、子どもの足にもたれかかったりしたりします。
    子どもたちは、犬に本を読んであげることの喜びを感じているだけでなく、とても誇らしく、自己肯定感を高めるのにも繋がっていきます。

    絵本の読み聞かせ

    読み聞かせの様子を見ていると、ワンちゃんが良く内容を理解できるように、そして、絵を見て楽しめるように、本をワンちゃんの方に向け、本当にワンちゃんに向かって読んでくれています。
    子どもたちはワンちゃんに本を読んであげることで大きな満足感を得ています。

    絵本の読み聞かせ

    ワンちゃんも子どもたちに寄り添いながら聴いています。そして、「しっかり読んでくれているよ」と、飼い主(ハンドラー)に話しているのでしょうか。

    絵本の読み聞かせ

    ワンちゃんは、リラックスした様子で読んでくれているのを聴いています。
    聴いてくれていると思うと自然と本をワンちゃんの方に向けて、ワンちゃんが見えるように。
    本を読むことが、自分だけのものではなく、自然と聴いてくれている相手の為になっていますね。

    犬(動物・命)との関わりは、他者への思いやりや豊かな感情・気配り等の心の成長や、忍耐力や責任感等の社会的なコミュニケーション力の育成にも繋がります。

    参加者の声

    子どもたち

    • とても犬が大きくて、こんなに大きな犬にふれる機会が少ない。それも本を読んであげると聞いてくれるなんて、そんな経験がなかったのでとても良かった。
    • オプティちゃんが可愛かった。
    • ラムちゃんがとても可愛かった。
    • 楽しかったです。グリーちゃん可愛かったです。
    • ワンちゃん気持ちよさそうで良かったです。
    • ワンちゃんに触れることができて幸せでした。
    • ワンちゃんと触れ合えてよかった。
    • ワンちゃんのお腹が温かかった。

    保護者

    • 良い時間をありがとうございました。
    • 家では動物を飼っていないので、とても貴重な体験ができて良かったです。
    • 大好きなワンちゃんを通じて、苦手な本読みに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
    • 楽しかったです。子どもたちが喜んでいました。
    • 子どもがとてもリラックスして本を読んでいて良かったです。
    • あまりない機会だったので、良い経験になりました。
    • 犬への読み聞かせというものがあることを知って、とても貴重な経験ができました。
    • 初めてわんどくというものを知りました。子どもは楽しく参加していました。
    • 普段できない体験をさせてもらい良かったです。ワンちゃんに感謝です。
    • 普段ワンちゃんと触れ合う機会が無いので良かったです。また、飼い主(ハンドラー)さんの話も聞くことができ良かったです。
    • 子どもが楽しんでワンちゃんと触れ合うことができ良かったです。

    講座を終えて

    2024年3月2日(土)に開催した「わんどくIN平城~ワンちゃんに読み聞かせ~」の様子も併せてごらんください。

    → https://manabunara.jp/0000014039.html

    犬は、人間の感情を読み取ろうとしたり、言葉を理解しようとする力などがあるといわれています。

    読み聞かせ中、ワンちゃんたちは子どもの話にときおり反応していたような気もしました。

    子どもたちのワンちゃんへの想いが、ワンちゃんとの心の交流に発展していたのかもしれませんね。

    とても良い貴重な経験でした。

    ありがとうございました。