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あしあと

    館長が語る(西部公民館)

    • 更新日:2017年5月19日
    • ID:7642

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    西部公民館館長 松田 洋子(まつだ ようこ)

    奈良市内の公民館の中で最も利用者数の多い、ここ西部公民館。

    今回は「これも西部公民館のすごいところだ!」と思っていることを紹介させてください。


    西部公民館には“自主グループ連絡会”という組織があるのです!!

    ・・・それの何がすごいの?と思われるかもしれません。

    でも、すごいのです。

    すごいことなのです。


    自主グループ連絡会は、グループ相互の連携と親睦を目的とした組織です。

    西部公民館の自主グループ連絡会は30年以上の歴史があり、役員を中心に会員の皆さんが自主的に運営をしてこられ、それは現在も続いています。

    自主グループ連絡会が存在しても、どうしても公民館主導の運営になってしまったり、形骸化してしまったりしがちななか、40年以上も自主的な運営を続けてこられているのは本当にすごいことだと思います。


    さらにすごいと思うのは、西部公民館が「大型館」であるにも関わらず自主グループ連絡会がある、ということです。

    中学校区にほぼ1館設置されている「地区館」よりも広域的(もしくは全市的)にカバーしているのが「大型館」です。

    奈良市内には3つの「大型館」がありますが、このうち自主グループ連絡会があるのはここ西部公民館だけ。

    地域性が広く施設の規模も大きい中で、自主グループ同士の交流・親睦を大切にされてきたということは、とても尊いことだと思います。


    自主グループ連絡会の役員会や運営委員会、総会といった会議では、皆さんの活発な意見交換が。

    また、毎年秋に西部公民館と共催で開催している文化祭では、皆さんの力を結集して各種イベントの運営がされています。

    普段は別々のグループで活動されており、知らない人同士だった方々がこれらの行事を通して交流・協力・連携されている姿をみるのが私は本当に好きです。

    「これぞ公民館だ!」と感動します。

    「集い、学び、交わり、結ぶ」ところが公民館。

    駅近の大型館ながらも、西部公民館が単なる貸館だけの施設ではなく間違いなく「公民館」なのは、この自主グループ連絡会の皆さんの長年のご尽力によるところが大きいと思います。


    現在、西部公民館登録自主グループ356のうち、連絡会加入グループは97。

    グループ相互の連携と親睦を図る、という趣旨に賛同してくださるグループが今後も増えることを期待しています。

    4階ロビーでは、最近このような展示を始めました。
    西部公民館の2016年度主催事業の写真や、2017年度自主グループ一覧等を紹介しています。
    今年度もいろいろな主催事業を企画しています。
    皆さんのご来館をお待ちしています。