こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・月ヶ瀬 ―メシルチャンアチ―)
- 更新日:2023年7月27日
- ID:13358
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
プチ田舎暮らし・月ヶ瀬 ―メシルチャンアチ―<月ヶ瀬公民館:2023年6月7日(水)>
この講座は、奈良市東部地域において地域の自然・歴史・風習・食・技などに触れて田舎の暮らしを知り、農作業などの体験をすることにより、生きがいを感じ、東部と市街地の交流のきっかけとなることを目的に開催しています。
韓国語でメシルは梅の実、チャンアチは漬物(ピクルスに近い)の意味です。
日本と韓国の食文化について学び、月ヶ瀬産の梅を使って砂糖漬けと梅エキスを仕込みました。
はじめに、韓国の梅文化、食文化について学びました。
夏の「茶漬け(韓国では、お茶ではなく水を用いる)」を食べる際に、日本で言うお漬物のようにメシルチャンアチのコチュジャン和えを食すそうです。
それでは、青梅を割る作業です。
まだ熟していないため、硬いのですが、「パキッ!」という音とともに綺麗に割れると、楽しくなり作業も進んでいきます。
青梅(未熟な果実)や種には毒成分のアミグダリンがあるため、そのまま食すことは不可能だということも教わりました。
梅を容器に入れ、砂糖で蓋をするように入れるところで今日の作業は終了です。
帰宅した頃には砂糖がなじんできているので、混ぜやすくなっています。
2週間毎日かき混ぜて発酵を促進させます。
100日後には写真のように琥珀色になったら完成です。
参加者の声
- 酵素ドリンクは作りますが韓国式は興味深く、めずらしかったです。
- 「へ~!」ということが多くて、勉強になりました。明日から朝の仕事(かき混ぜ)が増えました。100日後が楽しみです。
- 地域の特産品の梅をいろいろな方面で食す企画、とても楽しく参加させていただきました。異国の様子もわかり、感激しました。
- 普段とは違う梅仕事が習えてよかったです。
- はじめの梅を割るのが大変だったけど、100日後のメシルチャンアチを食べるのが楽しみです。
講座を終えて
月ヶ瀬産の特産品の梅で、今までにない調理方法を学び、充実した一日を過ごしていただくことができました。
みなさん韓国の食文化に触れて興味を持っていただきました。
お問合せ
月ヶ瀬公民館
住所: 〒630-2302 奈良市月ヶ瀬尾山2815番地
電話: 0743-92-0346
ファックス: 0743-92-0346
電話番号のかけ間違いにご注意ください!