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あしあと

    こんな講座ありました(防災セミナー)

    • 更新日:2024年6月8日
    • ID:14037

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    防災セミナー<平城公民館:2024年2月3日(土)>

    私たちの町を安心して、そして安全に暮らしていける町にしていくには、さまざまな地域団体との協働した取り組みが必要です。

    そこで今年は防犯の専門家を招き、具体的な対策について学び、もしもの時に対応する方法を学ぶことを目的に今回の防災セミナー開催しました。

    今年のテーマを「二度とあのような事件をおこさせない!~子ども達の笑顔あふれる社会のために~」と題し、奈良県安全・安心アドバイザーの葛本英治さんから私たちが安心して、安全に暮らしていくには、また子どもたちの笑顔を絶やさず生き生きと暮らしていくためには、私たち一人一人が、また、地域がどのようにしていけばいいのか、何ができるのかなどについていろいろと教えていただきました。

    防犯セミナー

    葛本英治さんは、元捜査一課長・元西和警察署長で2004(平成16)年に起こった奈良小1女児殺害事件を担当されていました。

    奈良小1女児殺害事件は、どのようにして起きたのか、その手口はどうだったのかなど、当時の様子などを話していただきました。

    なんでも、犯人は犯行に及ぶ前にこの平城の地域も見に来ていたそうです。

    改めて防犯の意識を強く持たなければならないと感じました。

    防犯セミナー

    「私たちが、子どもたちの笑顔を守るためには何を考えて、どのようなことをすればよいのか考えます。
    事件を起こさないことも大切ですが、事件を起こさせないまちづくりも、それ以上に大切だと感じます。
    「おはよう」「こんにちは」また、夕暮れなら「こんばんは」など、何気なくかける声掛けは、とても大切です」と教えてもらいました。

    自主防災防犯協議会が行っている、青色防犯パトロール(通称:青パト)はとても意味がありますとのこと。

    その青パトは平城公民館から出発しています。

    参加者の声

    • 防犯意識の高揚に効果があった。
    • 大きな事件も時の経過で忘れがちになるので再認識しました。
    • 講師の方の話がとても良かった。心が伝わりました。
    • 子どもの見守りいつも感謝しています。地域の繋がりもとても大切、人と人の繋がりも積極的にしていきたい。
    • 夢中で聞かせて頂きました。
    • この事件のことは知っていましたが、今日は生の話を聴けて良かったです。
    • 「青色防犯パトロール」や「ながら見守り」の話も良かったです。私も実行したいと思いました。
    • 子ども(宝)を守る。再度全員で確認しました。
    • 地域防犯の熱意を頂きました。
    • 地震の日常生活を振り返る良い機会になりました。

    講座を終えて

    受講者の声にもありましたが、私もこの事件のことは今も鮮明に覚えています。

    とても痛ましい事件でした。

    その当時、私は、教職についており、二度と同じような事件を起こさないという気持ちと、学校の危機意識・地域の防犯活動の重要性を学びました。

    今回の講師をしてくださった葛本さんは、当時現場で事件解決の第一線で活躍された方でした。

    講師の言葉は、地域の安心安全を守っていくのにはとても大切なことでした。

    子どもたちの下校時間に合わせて、平城公民館から青パトが出発し、子どもたちの安全を確認し、守って、戻ってきます。

    それは私たちが子どもの頃憧れたウルトラマンが地球を守っていたように、青パトが地域の安心と安全を守っていると思っています。

    「平城公民館が、この地域の防衛隊の基地になればいいな」と思います。

    でも、地域の安心安全を守るのは青パトや防犯の専門家だけではありません。

    私たち一人ひとりの意識だと思います。

    これからも、地域の安心安全のために防犯の意識を高く持っていきたいと思います。