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あしあと

    こんな講座ありました(さわやかフェス2023)

    • 更新日:2024年5月14日
    • ID:14061

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    さわやかフェス2023<二名公民館:2023年12月9日(土)>

    この講座は、2021(令和3)年度から二名中学校区地域教育協議会との共催事業としておこなっています。

    地域の中学生たちが防災の知識や災害の対応を学び、災害時に復旧作業に奔走する大人たちの負担を軽減し、補助できるようになることを目的に開催しています。

    イベントブースには、地域の各種団体の方々とともに中学生たちも運営に参加し、火のおこしかたや浄水器の操作などを学び、来場者である地域の方々にレクチャーします。

    防災についての理解を深めるとともに地域交流の場となることをめざしています。

    講座の様子

    二名中学校の生徒のみなさんが考えたオリジナルキャラクターの塗り絵を小学校等に配布して、集まった作品を公民館の入口に展示しました。
    どれも個性あふれる作品ばかりでした。
    また館内では、家庭科部と美術部による作品展示もおこないました。

    二名中学校にある「かまどベンチ」を使っての炊き出し体験。
    ビニール袋にお米を入れて炊いたご飯と、炊き出しの味噌汁をみんなで食べました。
    お米を洗う→ポリ袋に水と一緒に入れる→湯せんする→蒸らす、のシンプルな工程ですが、みなさんから好評でした!

    白い煙が充満したテント内をくぐり抜ける煙避難体験。
    布で口元をおおうことや姿勢を低くするなど、火事場から避難する際の基本動作を学びました。

    火を起こしたあとに燃やすのはなんと竹!
    ひと節ほどの長さに切った竹を用意しておき、当日は参加者がそれをさらにナタで5cm間隔に割っていき、火にくべていきます。
    竹って意外によく燃えるんですね。

    今回の目玉イベントである地震体験!
    起震車に乗って、震度7を体験しました。
    「揺れる」とわかっていても、実際に体験してみると少し恐怖を感じるほどでした。

    真っ暗にしたホールの中で障害物を避けながら、要救助者とお宝を探して戻ってくる暗闇脱出体験。
    明かりは、水の入ったペットボトルに下からLEDライトを照らした簡易ランタン。
    昨年度はスタッフがランタンを作りましたが、今年度は参加者のみなさんに作ってもらいました。

    参加者の声

    【小学生】

    • 今後使える知識があるから、暗闇体験は大切だと思った。
    • 次は一人でいろいろがんばりたい。
    • いろいろなことが楽しかったし、学べてよかった。

    【中学生】

    • 浄水機を調整するのがむずかしかった。
    • 火起こし体験は大切と思った。
    • 味噌汁ごっつあんです。
    • 地震体験おもしろかったし、すごかった。

    【地域の方々】

    • 東日本大震災を経験しました。常備食は準備していますが、起震車の体験で再び怖さを思い出しました。
    • 子どもがいるので、もう一度確認したいと思いました。
    • 中学生の皆さんがとてもしっかりしていてすばらしかった。
    • 暗闇体験が楽しくランタンのすごさもわかりました。
    • 中学生にも体験させることが必要だと思う。災害の時一番力になってくれると思う。
    • 子どもたちを守り育てるのに地域の方々の力が大きいです。
    • この活動がますます充実することを願っています。

    講座を終えて

    昨年度までは新型コロナウイルス拡大防止のために定員を設けていましたが、今年度は入場自由にしました。

    地域のみなさまに来ていただけるか少し不安でしたが、当日は天気も良く、たくさんの方々がご来場くださいました!

    来年度も「さわやかフェス2024」の開催を予定しています。

    今年度よりも内容をさらに充実させ、地域のみなさまにとって、楽しみながら災害に対する備えについて考えるきっかけとなるようにしていきたいと思います!