ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    こんな講座ありました(子どもお天気教室)

    • 更新日:2023年9月16日
    • ID:13534

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    子どもお天気教室<平城公民館:2023年7月26日(水)>

    気象の専門家である奈良地方気象台の職員の方を講師に招き、気象に関わる実験を通しながら、学ぶ楽しさや気付くことの大切さを感じ、理科(特に気象)について好奇心の向上を図ることを目的に、この講座を開催しました。

    気象の専門家から、身近な自然現象について解説してもらうことや、雨が降る仕組みや風が吹く理由など身近な自然現象について学ぶことは、普段の学習とは少し違い身近な学習の視点として、最近の局地的な大雨や自然災害への学習にも繋がり貴重な経験、貴重な学習であったと感じます。

    気象学習の説明

    奈良地方気象台の方の説明を受けます。
    子どもたちは皆、真剣に話を聞いています。

    学習の説明

    学ぼうとする姿も真剣です。
    今日の先生は、身の周りの誰よりも気象についての専門家です。
    その様な方々から、どのような事を学ぶことができるのか楽しみです。

    実験

    雨がよく降りますが、雨の降る量ってどの様にして調べているのでしょう?

    雨の量を調べる雨量計の動きを説明してもらいました。
    子どもたちは興味津々です。

    気圧の実験

    気圧についての説明です。
    まずは、空気の圧力について実験です。
    吸盤の中を圧力を変えボードを持ち上げます。
    こんな身近なことから空気の圧力、気圧について学べるのですね。

    天気の学習

    みんな一生懸命。
    先生の質問にも大きく手を挙げています。

    雲を作る実験

    先生の説明を聞いて、雲を作る実験です。
    分かったことをノートにメモする。この小さな作業が「わかる」そして、「深める」に続いていくように思います。
    夏休みの貴重な経験です。

    ところで上手く実験できるかな?

    雲を作る実験

    ペットボトルの中に、ふんわり白い水蒸気のようなものができました。
    「これが空では雲というのかな?」
    頭の中で、ふんわり浮かんでいる雲を想像しているようですよ。
    子どもたちは、興味津々です。
    驚きと知る喜び、そして、学ぶ楽しさを感じます。

    参加者の声

    • 雲の実験がとても楽しく、また雲を作ることができとても楽しかったです。
    • 雲の作り方ががよくわかって嬉しかった。
    • 天気のことをわかりやすく面白く学べました。楽しかったです。
    • 気象庁の人達といろいろ実験できてうれしかった。またいろいろやりたい。
    • 楽しかったです。ノートをいっぱいかけて嬉しかったです。
    • 天気のことがよくわかりました。
    • 気象の仕事は大変そうでした。気象観測をするためにたくさんの機会があってすごかったです。

    講座を終えて

    最近、異常気象とも言えるほど、瞬間的に大雨が降ったり、各地で自然災害が発生したりしています。

    また、暑すぎると言わんばかりの夏。

    気温は人の体温と同じかそれ以上、熱中症にも気をつけなければなりません。

    気象についての情報は、テレビやスマートフォンなどですぐに手に入ります。

    しかし私たちは、その意味や私たちにとっての危険性について、どれだけ身に感じているのでしょうか?

    自然はとても身近なものです。

    身近なものであるがゆえに理解し、その良さや素晴らしさ、そして怖さを感じ、私たちの生活に役立てていく必要があります。

    今日の講座は、基礎的な内容ですが、講座を受講した子どもたちが気象への興味・関心が今以上に高まるとともにその理解が深まり、自然がより身近なものになっていけば素晴らしいなと思います。