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あしあと

    こんな講座ありました(高の原タウンウォーク~美姿勢ウォーキングと歴史散策~)

    • 更新日:2023年12月1日
    • ID:13604

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    高の原タウンウォーク~美姿勢ウォーキングと歴史散策~<平城西公民館:2023年9月28日(木)・10月5日(木)全2回>

    健康のためにも、日々の暮らしにウォーキングすることはとても良いことですよね。

    平城西公民館周辺には、「高の原駅」を東西にまたいで散歩道(通称:あかみち)が整備されており、四季折々の自然や史跡にふれながら歩ける道があります。

    せっかく良い道があるのだから、健康のための習慣として日々の生活に楽しみながらウォーキングを取り入れてもらうことを目的に、この講座を開催しました。

    2023年9月27日(水):モデルウォーキングの方法と効果を学ぶ

    健康のためのウォーキングは長く続けることが大切です。

    ところが、歩き方の“くせ”は人それぞれにあり、その“くせ”が時に、ひざを痛めたり、気がつかないうちに身体に負担を抱える原因になることもある、とのことです。

    ということでまずは、正しい歩き方の習得です。

    モデルウォーキングトレーナーの谷川利佳(たにがわりか)さんをお招きして、正しく、美しく歩くモデルウォークを習得しました。

    第1回の写真

    身体を温め、ほぐしていくために柔軟体操からはじめました。
    足指を伸ばして、回してほぐすと、身体全体がホコホコ温まります。
    普段から5本指のソックスを履くと身体を支えるための足の動きにも効果があるそうです。

    次に、全身をほぐし「いち、に、いち、に」両手、両足を交互に動かし準備運動を入念に行いました。

    そして後半、モデルウォーキングの練習です。

    自分にとって楽な歩き方が身についているため言われたとおりに正しい歩き方で歩いてみると、初めはぎこちなく不自然に感じました。

    写真:ウォーキング習得
    写真:モデルウォーク

    谷川先生にご指導いただくうち、ご覧の通りとても綺麗な歩き姿になりました。

    モデルになったように“かっこよく歩く”ことがやはり身体に負荷をかけずに歩けるとのことです。

    これからも、意識して歩きたいですね。

    2023年10月5日(木):モデルウォーキングの実践と現地史跡学習

    写真:行程説明

    ウォーキングの楽しみ方の提案のひとつとして、地域にある史跡めぐりをしました。
    この回は、4人の市民ボランティアの方々にお手伝いいただきました。
    会場準備、受付誘導などから、歩く行程の説明まで手伝っていただきとても助かりました。
    このあと、モデルウォークで歩きました。

    写真:石のカラト古墳

    高の原駅⇒神功・右京赤道(あかみち)⇒石のカラト古墳⇒万葉の小径⇒押熊瓦窯跡⇒平城西公民館(ゴール)までの約3.2kmのコース。

    史跡についての解説は奈良市文化財課職員の方です。

    先ずは、「石のカラト古墳」を訪れました。

    受講生は、普段目にする公園の中にある古墳についての解説をとても熱心に聞き入っておられました。

    平城西公民館の近くにも誰が埋葬されているかは不明であるものの、奈良時代(700年代ごろ)の有力な権力者が埋葬されていると聞くと深い感慨を覚えますね。

    写真:押熊瓦窯跡

    次は、押熊瓦窯跡の史跡を巡りました。

    普段は、足を踏み入れる機会の少ない史跡を訪れることができ、受講生のみなさんには喜んでいただきました。

    参加者の声

    • 神功に住んで40年になるのに、地域の史跡を知りませんでした、参加して良かった。
    • 押熊瓦窯は初めて知ることができて良かった。
    • 普段はただ歩いていただけだったけど、地域の史跡に触れることができて良かった。
    • 準備体操をして、モデルウォークを意識して、今後の散歩コースに取り入れたいと思う。

    講座を終えて・・・

    今回の講座は開催にいたるまで多くの市民の方々のご尽力がありました。

    地域ボランティアのみなさんが現地を草刈りしてくださったおかげで敷地に入ることができました。

    当日の講座ボランティアの方々には企画アイデアをいただきました。

    地域の方々の何気ない日常にスポットをあてることで、健康と地域を身近に感じてもらえる機会となりました。