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あしあと

    こんな講座ありました(見て知る!フードバンク)

    • 更新日:2023年9月30日
    • ID:13542

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    見て知る!フードバンク<京西公民館:2023年6月3日(土)>

    2022年度に、京西公民館近隣の「フードバンク奈良」の活動について学び、自分にできるボランティア活動について考える講座を開催しました。

    講座の様子はこちら↓

    https://manabunara.jp/0000012855.html(別ウインドウで開く)

    その際好評だった現地学習にスポットをあてて、「フードバンク奈良」の活動場所である、フードバンク奈良六条事務所(ならコープふれあいセンター六条内)の見学と食品の仕分け作業の模擬体験をじっくりと行いました。

    話を聞くだけでは分からないフードバンクの取り組みについて、現地で見て知ってもらうことを目的として開催しました。

    講座の様子

    はじめに、講師の矢藤 加寿子さん(特定非営利活動法人フードバンク奈良 理事※2023年6月3日現在)から、フードバンク奈良の取り組みの概要について説明いただいた後、参加者の皆さんに参加動機などを発言してもらいました。
    食品関係の仕事をしていてフードバンクに関心をもっていた、ボランティア活動について知りたいと思って…等、それぞれさまざまな関心をお持ちでした。

    お話の後は、現地見学です。
    こちらは、お米を入れている冷蔵庫の前で説明を聞いているところです。
    たくさんあるように見えますが、学校の長期休暇前などに必要な家庭にお渡しすると、あっという間になくなってしまうとのことです。

    この倉庫では、消費期限ごとに食品を分けて保存しています。
    大切な物資をしっかりと活用できるようにと、細やかな工夫がされていることが分かります。

    少し移動して、文房具が集められている様子も見学しました。
    これは、ならコープの活動で各家庭から集まったものだそうです。
    食品とともに、こども食堂などにお渡しすることもあるそうです。

    次に、仕分け作業の体験を行いました。
    寄付などで届けられた食品を、消費期限ごとに分けます。
    倉庫に保存する前にしている作業のお手伝いになりました。

    見学の後、最初の部屋に戻って、最後のまとめのお話がありました。

    講座アンケートより

    • 大変分かりやすいご説明で、ありがとうございました。
    • 最近よく聞く「フードバンク」について知ることができて良かった。話を聞くだけでなく、実際に体験することで、より理解することができた。
    • フードバンクの活動や現状について、よく分かりました。
    • ただ、食品の寄付をつのるだけかと思っていたが、仕分けを含め食品や物品の管理を含め、事業内容の深さを学びました。
    • とても良かったです。しかし、食品ロスが出るというのは良くないし…。フードバンクは渡す時間や日にちが限られていて、会社員は辛いときがある。
    • 良かったです。勉強になりました。
    • フードバンクについての説明でよく解りましたが、大変なお仕事だと思いました。

    講座を終えて

    今回、土曜日に開催したことで、普段仕事や学業で平日に来れなかった方にも参加してもらうことができました。

    それもひとえに、会場見学を快諾しご協力いただいたフードバンク奈良事務所と、ならコープ関係者の方々のおかげです。大変お世話になり、本当にありがとうございました。

    参加者より今後希望する講座として、ごみにまつわる内容(捨てずにリユースすることなど)や、プラスチックゴミの対策についての開催を望む声もいただきました。

    今回いただいた貴重な意見を元に、今後も有意義な学びの場を設けたいと思います。