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あしあと

    こんな講座ありました(男性の料理教室(燻製作り))

    • 更新日:2023年12月2日
    • ID:13612

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    男性の料理教室(燻製作り)<都祁公民館:2023年9月24日(日)>

    燻製は、香ばしい香りと深い味わいの食べ物で、「食べて良し」はもちろんですが、保存ができますし、作る楽しさも味わうことができます。

    今回の講座は、アウトドアへの関心が高まっている中、この燻製の作り方について父親が学び、食事の時間をよりおいしくより楽しく過ごせることにつなげることを目的に開催しました。

    最近はキャンプブームと相まって、燻製づくりに関していろんな作り方やレシピが紹介されるようになってきました。

    まずは、室内で「燻製のおはなし」を聞きました。
    今回も、2年前に続いて仲谷秀雄さんを講師にお願いしました。
    燻製方法の種類や、よりおいしく作る工夫やポイントなどについて詳しくお話を聞きました。

    スモーカーは大きな木製で、なんと手作りされたものです。
    燻製する場所は都祁公民館の駐車場です。
    燻製なので、燻します。
    煙がモウモウと出るんですね。

    それでは、今回の材料です。
    チーズと鮭です。
    燻製の下ごしらえは、なかなか時間がかかるとのことで、下ごしらえをしたものを持ってきてくださいました。

    材料をスモーカーに並べます。
    内部は3段に分かれていて、下に電熱器、各段に金網、上に排煙扉があります。
    横には、温度計がセットされています。

    スモークチップもいろいろ種類があって、それぞれの特性や好みがあります。
    スモークチップによって、香りが変わります。

    今回はサクラとヒッコリーを混ぜたものに、ザラメを加えています。
    なんでも、ザラメを加えると「照り」がよくなるんだそうです。

    扉を閉めました。
    少しの間、待ちましょう。

    温度計で温度チェック!
    この温度管理は大事なポイントです。
    温度が高すぎるとチーズが溶けてしまいます。
    低すぎると、なかなか火が通りませんし、乾燥もしません。
    講師は、温度計をチェックしながら、こまめに温度調節されていました。
    一定の温度に保つ。
    ここですね。

    スモーカーに関心があった参加者は、作り方を聞いておられました。
    なんと、後日、設計図をいただくことになったようです。
    こんなスモーカーが手元にあれば、毎日でも燻製を作りたくなるでしょうね。
    ・・・でも、燻す時にでる煙は、ご近所に気を遣うようですよ。

    燻している間は質問タイムです。
    参加者の方から成功体験や失敗体験、作り方のこだわりのお話も聞けました。
    初体験でワクワクするといったお話も。
    皆さんの話を聞いていると、あっという間に時間が過ぎます。

    時間になったので取り出すことに。
    うまくできたのでしょうか?

    こんがりきつね色でツヤツヤに仕上がりました。
    そのまま、すぐにでも食べられるのですが、より美味しく食べるには、少なくとも一晩おいてからの方がいいそうです。
    「食べ比べないと、どれだけ良くなったかわからないよね?」との声もありましたので、帰ってすぐ食べるか翌日以降まで我慢するかは、個人の判断になりました。

    とりあえず、みなさん食べたいのを我慢して記念写真撮影です。

    ずらりと並んだ燻製です。
    手前がチーズで、奥が鮭です。
    どちらもすばらしい出来栄えです。
    味は?
    それは、お家に帰ってからのお楽しみということで。

    参加者の声

    • 以前から関心がある内容でした。ありがとうございました。
    • 以前、知識のないままやってみたことがあり失敗しました。今回その原因がわかりました。
    • 自分なりにしていましたが、経験ある先生に教えていただけてありがたいでした。
    • 楽しく勉強できましたし、帰って食べるのが楽しみです。

    活動を終えて

    2年ぶりの開催となりました。

    今回も初心者対象ということと時間的な理由で、前回と同じチーズと鮭にしました。

    講師の先生のお話によると、燻製する材料、漬け込み液、スモーカー、チップの選定などなど、自分流でいろいろと考えることができるのが燻製づくりの楽しみでもあるようです。

    参加者の中にも、自分流で成功・失敗の経験されている方もいらっしゃいました。

    今回の講座に参加して、失敗の原因がわかった方もいたようです。

    「ひと手間かけて、より美味しくいただける」燻製愛好の輪が広がっていきそうです。