こんな講座ありました(キッズつげザー)
- 更新日:2024年4月21日
- ID:13400
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キッズつげザー<都祁公民館:2023年5月14日(日)~2023年12月17日(日)全5回>
この講座は、小学生を対象に、さまざまな体験をする機会を設け、子どもの想像力・表現力を高めるとともに、異年齢間のなかまづくりを目的に開催しています。
2023年度の計画はこちら。
1回 5月28日(日) ブレイクダンス体験
2回 6月25日(日) 防災キッズ
3回 8月19日(土) 絵手紙
4回 10月28日(土) レクリエーション
5回 12月17日(日) クリスマス会
1回 5月28日(日) ブレイクダンス体験
今回は、都祁公民館でブレイクダンスのを指導されている、B-girlさんに講師をお願いして、ブレイクダンス教室を開催しました。
先生と一緒に練習している子もいれば、ちょっと踊ったことがある子、全く初めての子もいました。
まずは、公民館で練習している子がお手本を見せてくれました。
直前の県大会の小学生以下の部で優勝したそうで、さすがのお手本を見せてくれました。
予想はしていましたが、なかなか激しい動きのようです。
たっぷりとストレッチをしました。
写真では歩いているようですが、実は基本のステップをしながら鬼ごっこをしています。
基本のステップをしつつ、普通に歩いているくらいのスピードをめざしました。
さらにステップの練習です。
先生から、「足の動きだけにとらわれがちですが、ここで、手の動きを入れると良い」とのこと。
先生の指導で、みんなの動きがグッと良くなりました。
体をクルっと回転させる動き「ベビーチェアー」をしてみます。
休憩をはさみながら練習をしています。
本格的に形にするには、相当な練習時間が必要だそうです。
それでも、時間が経つごとに、みんな上達してきましたよ。
「できてるんとちゃう?」
「できた!!」の声が上がり始めました。
子どもたちの練習風景を見守っていた保護者の方も、撮影していたスマートフォンを置いてブレイクダンスを体験してみます。
「お?できた!?」
「できてる!」
歓声があがりました。
子どもも大人も楽しいときは同じことを言うんですね。
参加者の声
- ブレイクダンスをしていて、とても楽しかったです。
- またしてみたいです。
- 以前にも教えてもらったことがあったけど、今回、1回だけベビーチェアーができて嬉しかったし、楽しかったです。
- 先生のダンスもカッコよかったです。
- これからも、いろんな人に知ってもらえたらいいなと思いました。
活動を終えて
2年ほど前から公民館で自主グループの練習が始まりました。
先生の練習の様子や地元での発表の様子、そして応援する人たちの様子を見て、講師をお願いしました。
1回の講座でどれだけできるのか不安もありましたが、今回初めてチャレンジした人、少しやってみたことがある人、公民館で練習を続けている人、保護者の方など、参加者の経験はさまざまでも、皆さん楽しんでいただけたようです。
やってみて楽しかった。できて嬉しかった。
見ていて楽しそうだった。
そんな感動を伝えることができればと願い、このページを作りました。
新しいスポーツ、新しい楽しみがこれからたくさんの人に広がっていきますように。
2回 6月25日(日) 防災キッズ
奈良県防災士会会長で、地元都祁でも避難所計画の作成など活躍されている末田政一さんと、県防災士会の方にお願いし「キッズ防災士」にチャレンジしました。
末田さんは、防災活動啓発の音楽として作詞作曲されたものを紹介してくださいました。
日頃から、オリジナリティーを大切にされていて、都祁の避難所開設マニュアルも、その場所ごとの特性を考慮したり、新しい情報を随時取り入れたりして更新を続けておられます。
災害は、いつ発生するかわかりません。
災害が発生した時、大人がいなくても、すぐに何かお手伝いできる「キッズ防災士」がいれば・・・そんなことを期待しています。
末田さんから参加者に、「奈良県防災士」の缶バッチをいただきました。
将来の活躍に大きな期待が込められています。
続いて、防災についての紙芝居です。
こちらも、手作り作品らしいですよ。
紙芝居の中で、地震が発生したときの行動についての話があり、実際の防災放送を聞いて机の下に入る訓練もしました。
続いて、知っておくと便利なロープワークを教えていただきました。
見た目は、「かた結び」をしているロープですが、ある部分を引っ張ると「スルッ」とほどくことができます。
手品を見ているようです。
子どもたちと一緒に保護者の方も練習します。
練習すると誰でも結ぶことができるようになりました。
続いて、ペットボトルを使って、「しっかり結べるけどすぐにほどける」結び方です。
結べるけど、ほどける?よくわかりませんがやってみましょう。
練習を始めた頃はコロコロとペットボトルは転げ落ちていました。
でも、うまく結べると、少々振り回しても外れなくなりました。
「あ、なるほど」実際にやってみると納得です。
やってみないとわからないことが多いですね。
最後は、新聞紙を使っての紙スリッパ作りです。
前回参加した子どももいて、きちんと作り方を覚えていました。
さすがですね。
大人用と子ども用の2サイズ作りました。
できたスリッパをさっそく履いていました。
これで、慌てて素足で逃げてきたときも、避難所に履物が無い時でも、紙があれば履物を作って足を守ることができます。
災害時は割れたガラスや鋭い木片などが散らばっていることがあります。
このスリッパは覚えれば誰でも手軽に作ることができます。
仲間で集まればたくさん作って配布することもできます。
今回の講座の様子を、NHK奈良放送局が取材に来られました。
講座終了後、何人かテレビ局の取材を受けていました。
講座の様子は夕方のニュースで放送されました。
今回教えていただいたことを、家族や友達に広げていってくれることと思います。
未来の防災士誕生の光を感じました。
参加者の声
- スリッパ作りがすごく楽しかった。
- 紙芝居のとき、面白い場面があって少し笑ってしまいました。
- 紙芝居で備えの大切さについて、改めて知ることができました。
- ロープの結び方や、スリッパの作り方についても、できるようになって良かったです。また、来たいです。
活動を終えて
昨年度実施した「消防団体験」同様に、自分たちの暮らしを守るために地元で活躍している人たちのことを知り、将来、その活動に加わって活躍する姿を期待して、この講座を企画しました。
防災士や消防団員としての活動はまだまだ先のことですが、今回身に着けたスリッパの作り方やロープワークは、急な災害時等に活用できます。
災害時のニュース等でも、子どもたちの活躍がよく報道されています。
少し先のことですが、将来の活躍を期待したいと思います。
3回 8月19日(土) 絵手紙
福谷先生にご指導いただきながら、はがきの大きさの画用紙に、絵の具で夏野菜を描きました。
久しぶりの絵手紙です。
先ずは、絵筆の持ち方から。
力が入りすぎないように、絵筆の頭の方をつまむようにして持ちます。
最初は慣れない様子でしたが、練習用の紙に丸や直線・曲線などを描いているうちに力の入れ具合がわかってきたようです。
綺麗な線が描けるようになってきました。
いよいよ画用紙にカボチャやトマトなどの夏野菜を描いていくことになりました。
どの部分から描くのか、どこに描くのか決めること。
画用紙からはみ出すくらいダイナミックに描くことに気を付けました。
構図や色の混ぜ方など、先生からのワンポイントアドバイスで絵の感じがぐんと変わりました。
絵が描きあがったら、消しゴムハンコで自分の名前を作って押しました。
落款ですね。
作品の仕上げに落款が押されると、作品がキリッと引き締まったように感じました。
作品が完成しました。
絵の具が乾いたらメッセージを添えて手紙を送ります。
みんな、誰にどんなメッセージを送ったのでしょうか。
参加者の声
- 先生にほめてもらえたし、すごく楽しくておもしろかったです。
- 絵手紙を描くのは初めてで最初は難しいと思ったけど、楽しくできて良い経験になりました。
- ハンコもできてよかったです。
活動を終えて
ここ数年は「団扇」や「ランタン」を作りました。
今年は、例年と違う「絵工作」ということで絵手紙にしました。
福谷先生の優しい指導のおかげで参加した子どもたちは楽しんでくれたようです。
まだ、絵の具の使い方に慣れていない学年の子もいましたが、色の合わせ方や水の量などアドバイスをしてもらいながら描いていました。
消しゴムハンコも気に入ったようで、大事そうに持って帰っていました。
4回 10月28日(土) レクリエーション
今回は、砂川先生による「レクリエーション」です。
毎回人気の「カップ重ね競争」、さらに新しいネタも準備してくださったようです。
どんなゲームが飛び出すか?
楽しみです。
早くに来館してくれたキッズが、「カップ重ね競争」を始めましたよ。
「カップ重ね競争」は、ピラミッド型に積み上げたカップを1つに重ねて、もう一度ピラミッド型に積みなおす速さを競争するゲームです。
急ぎすぎると、カップを落としたり、2個重なってしまったりして時間のロスが生じます。
落ち着いて、確実に、でも迅速にカップを重ねないといけません。
それではキッズが全員揃ったところで、カップを使ってタワーを作ることになりました。
中にいる子を囲むように積み上げていきます。
腰の高さぐらいに積みあがりました。
綺麗に積み重ねましたね。
中にいる子は、巨人になったような気分のようですよ。
出る時は、タワーを豪快に壊して出てきます。
でも、安心してください。
また作り直すことができます。
「次は、タワーを作ってから入ってみたい」とキッズから提案がありました。
それでは、まずはタワーを作ります。
大きい子は、タワーをまたいで入ることができましたが、小さい子は入れません。
さあ、どうする?
イロイロ、考えましたが・・・どう考えても無理なので、先生が抱っこして中に入れてくださいました。
それも答えですね。
次は、組み立てたタワーを、スリッパを飛ばして当てて崩します。
2チームに分かれて崩した数を競争しました。
「どりゃ~!」
「それっ!」
命中してカップが崩れると爽快ですが、足でスリッパを飛ばすのは、なかなかコントロールが難しいようです。
勢いが弱いと、たかがカップですが簡単には崩れません。
作戦をいろいろ考えながら崩したカップを組みなおしていました。
今度は「手で投げて当てて倒してみたい」とのキッズから提案が。
それでは、ということで新聞紙で玉を作ってチャレンジすることにしました。
子どもたちがこの遊びをしているうちにどんどん進化させてきます。
先生は、他のゲームを準備してくださっていたのですが、結局「カップゲーム」だけすることになりました。
前にガードを作ってもみました。
積み上げ方を工夫して、こんなに高いタワーも作るようになりました。子どもたちの発想は柔軟でおもしろいですね。
最後にもう一度「カップ重ね競争」をしました。
カップは、給食の時に付いてくるものを洗ったものです。
給食やおやつに食べた後、洗って残しておけばいろんな遊びに使えそうです。
参加者の声
- 人数は少なかったけど楽しかったです。
- またやりたいです。
- いろいろ工夫して遊べて楽しかったです。
活動を終えて
特別な道具を使わなくても、人数は少なくてもそれなりに工夫すれば、楽しく過ごせることを感じた講座でした。
砂川先生の話術と、子どもたちの気持ちがぴったりはまっていました。
新しいゲームを準備してもらっていましたが、それは次回のお楽しみとなりました。
やっぱり「子どもは遊びの天才」です。
5回 12月17日(日) クリスマス会
今年度のキッズつげザー最後のプログラムは「クリスマス会」です。
奈良県立野外活動センターふるさと指導員の宮部さんが先生です。
まずは、クリスマス飾りを作ります。
リースの形にするか、置き型にするか、キッズがそれぞれで考えて材料を集めました。
作り始めたらみんな一生懸命です。
グルーガンを使って材料を付けて飾っていくので、集中していました。
だんだんと、イメージしていた形に仕上がってきました。
「もうちょっと飾りをつけた方がよさそうだけど、何色にしようかな?」なんて、呟きが聞こえてきそうです。
こちらは置き型。
作品が出来上がったキッズからホワイトボードに飾ります。
みんなの作品が揃ったので、うまくできたところ、工夫したところなどを話し合いました。
続いてビンゴゲーム。
ビンゴカードに数字を書き入れて、順番に番号カードを引いていきます。
「47!」
「ビンゴ!」と叫んでいると・・・誰かきましたよ。
「メリークリスマス!」
クリスマスといえば、この人。
サンタさんです。
大きな袋の中からキッズへのプレゼントが次から次へと出てきます。
プレゼントをもらってキッズは大喜び。
そして、更にサンタさんからスペシャルプレゼントが!
以前、キッズつげザーの応援スタッフでお手伝いをしてくださっていて、母国に帰られたレイチェルさんからメッセージというプレゼントが!
レイチェルさんもサンタさんの帽子をかぶってくれています。
「レイチェルさ~ん!!」
動画メッセージに、キッズも再度大喜び。
キッズからレイチェルさんへのお礼のメッセージを撮影しました。
このメッセージは、「レイチェルさんへクリスマスプレゼントとして届けます。ホホホっ♪」とサンタさん。
さすがサンタさん。
世界中を回って、いろんな人にプレゼントを贈っているのですね。
参加者の声
- レイチェルさんからメッセージが来てびっくりしました。
- プレゼントをもらえて、むちゃくちゃ楽しかったです。
- リースの飾りつけをするのが楽しかったです。
- めっちゃ楽しかったです。また来たいです。
講座を終えて
素敵なクリスマス飾りができて良かったです。
今回は、グルーガンで熱せられクモの糸のようになった接着剤にマジックで色を付けるなど、私の考えつかないような新しい工夫をいろいろ見ることができました。
子どもの発想には、いつも驚かされます。
サプライズの動画を見て、「レイチェルさんからのスペシャルメッセージがサンタさんを通して届くんだ!」と、子どもたちはビックリしてくれたようです。
講師になってくださった皆さん。
そして、レイチェルさんありがとうございました。